先日、割と新しいサービス「新幹線eチケットサービス」を使ってみました。
このサービスは、インターネット(パソコンやスマホ)で新幹線の「乗車券」を購入し、あらかじめ登録した「SUICA」や「PASMO」などのICカードを自動改札機にタッチするだけで新幹線に乗れるサービスです。切符の発券は不要です。また、支払いはクレジットカードです。
今回の乗車区間は東北新幹線の宇都宮~上野ですが、往路は金券ショップで買った東武鉄道の株主優待券を使い、東武鉄道で宇都宮に行きました。ここのところ、東武鉄道にはちょくちょく乗っています。
いつものとおり、南栗橋までは10両編成の急行、そこからはワンマン4両編成の東武宇都宮行普通電車です。北千住から東武宇都宮までの乗り換えがたったの1回で、かつ乗り換え時間が短く楽なので、ロングシートとはいえなかなか便利です。欲を言えば、かつての6050系快速電車が欲しいところです。
途中の新大平下で後続の特急スペーシアに抜かれ、日光線と宇都宮線の分岐駅の新栃木で少し停車しました。駅間もそこそこ短く、各駅に止まるため、東北本線で行く宇都宮よりも遠く感じました。東武宇都宮に着いたときは「やっと着いたか。遠くに来たな」と思いました。東武宇都宮駅は頭端式のターミナル駅で百貨店直結のため、いかにも私鉄電車の終着駅といった趣があります。
東武宇都宮駅から宇都宮駅は少し離れているので、路線バスで向かうことにしました。駅から少し北方にある大通りへ歩くと、「東武宇都宮」(うろ覚え)というバス停があるので、そこから乗ります。そのバス停は複数の路線が止まり、どれも宇都宮駅に向かうのでものすごく便利です。多いときは1時間に50本ほどあるようです。
バスに乗るときは普段PASMOを使いますが、ここでは乗るときに初めてPASMOが使えないことを知りました。なので降車時に現金で払いました。車内は割と混んでいて、渋滞で遅れていたのか結構スピードを出していました。急発進や急制動はありませんでしたが。
昼食は宇都宮名物の餃子です。駅前にある地元チェーンの餃子屋で1300円の3種盛なるものを注文しました。メニューに定食もありましたが、今回の注文は白米やスープがないメニューです。餃子onlyです。普通の餃子、しそ餃子、えび餃子が6個ずつ、計18個入っているセットです。
復路は17両編成の「やまびこ」「つばさ」号、せっかくなので今回は「つばさ」の方に乗りました。ミニ新幹線らしく、2+2列で、車内も在来線のような感じでした。往路は長く感じた東京~栃木も新幹線ならあっという間で、宇都宮から大宮は22分ほどで走破しました。さっきの長旅は何だったのだろうかと思いました。また、進行方向左側に座り、先ほど通った南栗橋駅も見えました。
新幹線eチケットサービスの公式サイト