また、映画でソ連です。
映画タイトルにもあるスターリン、ソ連の独裁者としてあまりにも有名です。
ストーリーは、この独裁者が実権を握っていた当時のソ連で、イギリス人記者ガレス・ジョーンズが「世界恐慌の中でなぜソ連だけが繁栄しているか」(実際はスターリンによる恐怖政治が蔓延)疑問に思い、モスクワからウクライナに向かいました。そこは農業が盛んで、かつて「黒い土」(肥沃な土のことか?)と言われていたそうですが、荒涼とした原野が広がるだけでした。
ジョーンズが行ってみると、そこは餓死や食料の奪い合い、厳しい寒さで悲惨な光景が広がっていました。そこで取れた農作物も現地で消費されることはほとんどなく、スターリンのいるモスクワに大量に送られていました。ジョーンズは近くの人に聞いて農作物がモスクワに送られることを突き止めましたが、機密事項のようで、スパイとして軍人に追いかけられます。
1世紀近くも昔のことですが、現代にも通じるものがあると思います。
・フェイクニュース
・政府による隠ぺいや改ざん
・一部の特権階級の贅沢と一般市民の貧困
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