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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「デカローグ」

2024-06-04 09:59:48 | 日記
新国立劇場小劇場で上演中の
「デカローグ」です。
旧約聖書の「十戒」をモチーフにした作品。
ポーランドの名匠•キェシロフスキという方が
ワルシャワの団地を舞台に作った
もとはテレビドラマだったそう。
その作品を数ヶ月かけて上演しようという企画。

まずは1と3
1は「ある運命に関する物語」
大学教授と12歳の息子の物語。
ある日、12歳の息子に
「死ってなに?」
と訊かれた教授。
神や魂を信じない教授は、答えに詰まる。
父子は、近くの池の氷の厚さを計算し
安全にスケートができることを確信する。
スケートして遊んでいた息子だったが•••

3は「あるクリスマス•イヴに関する物語」
クリスマス•イヴ
妻と寛いでいる男。
仕事はタクシー運転手。
1本の電話が
かつての不倫相手。
「彼がいなくなった」
彼女を捨てておけない男は、
2人で「彼」を探しに
聖夜のワルシャワの街を車で探し回る。

60分ぐらいの物語。
起承転結も、しっかりしていて楽しめる作品でした。