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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

エノケンの「近藤勇」&「ちゃっきり金太」

2022-09-18 11:52:31 | 日記
皆さま、おはようございます。
私の住んでいるところは横浜ですが、大分雨がひどくなってきました。
雷も鳴ってます。
やはり、台風やばそうですね。
私は明日出かける予定があるのですが、どうなることやら?
皆さまも、お気をつけください。

さて。古い映画のお話です。
京橋にある「国立映画アーカイブ」で上映された山本嘉次郎監督の作品集から
「エノケンの近藤勇」と「エノケンのちゃっきり金太」
1935年と1937年の作品。
私が生まれる20年以上前の作品ですから、ほんとに古い^_^

「近藤勇」
エノケンは、近藤勇と坂本龍馬を演じます。
この辺は、さすがに分かるのですが、他の登場人物には
分からない人もいる。
当時は、もっと観る人も詳しかったんでしょうから、受け方も
大分違ったと思います。
小柄なエノケン演じる近藤勇が、高下駄履くと強くなるというギャグは面白い。

「ちゃっきり金太」
エノケン演じるスリの金太。侍の懐しか狙わない。
ある日、擦ったサイフのなかに密書が。
騒ぎに巻き込まれた金太は、ほとぼりを冷ますために
江戸を離れる。
それを追いかける中村是好演じる岡っ引き。
道中、護摩の灰に騙されて、身ぐるみ剥がされるなどの珍道中ぶりが面白い。

2本観て、改めて気付かされるのは、エノケンさんの身の軽さ。
それ見るだけでも、一見の価値アリです。