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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

歌舞伎座「神田松鯉 神田伯山 歌舞伎座特撰講談会」

2022-09-29 10:14:22 | 日記
昨日は、歌舞伎座で「神田松鯉 神田伯山 歌舞伎座特撰講談会」を楽しみました。
松鯉先生の傘寿の誕生日
十月大歌舞伎で松鯉先生口演の「荒川十太夫」を歌舞伎化して上演すること
を祝しての講談会。

では、演目と演者

将軍饗応 鯉花

赤穂義士銘々伝より
安兵衛駆け付け 伯山
安兵衛婿入り  伯山
仲入り
特別鼎談 松鯉 伯山 
     特別ゲスト 松緑 MC吉崎典子

赤穂義士外伝より
荒川十太夫   松鯉

鯉花が開口一番。まだ二つ目になって日が浅いそうですが
堂々と務めてらっしゃいました。

伯山先生
花道から登場。
講談に馴染みのないお客さんのために
と、演じ方の説明から入り、演目へ。
高田馬場に向かう安兵衛。
そして、相手を滅多切りにするシーンは
まさに立板に水。
凄い迫力でした。
反面、安兵衛の隣に住む婆アには、たっぷり笑わせてもらいました。

松緑丈も交えての特別鼎談。
MCの吉崎アナの「襲名の思い出は」という質問に
三者三様の答えは、興味深かった。

仲入り挟んで
松鯉先生。
やはり、花道から登場して、深々と一礼。
この先生の行儀の良さが表れている気がします。

「荒川十太夫」
堀部安兵衛の介錯を務めた荒川十太夫のお話。
相変わらずの重厚な語り口。
ただただ圧倒されました。
80歳にして、この迫力。
いつまでも楽しませて頂きたいものです。