プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「ナショナル•シアター•ライブ」ソンドハイム 「フォリーズ」

2018-10-30 10:11:43 | 日記
「ナショナル•シアター•ライブ」作品「フォリーズ」です。
スティーブン•ソンドハイムの楽曲が、ふんだんに使われた作品。正直 ストーリーは、そんなに感心しませんでしたが、プログラム見ると 20曲以上流れるソンドハイムのメロディは、実に素晴らしい。この音楽 聞いているだけで満足でした。

物語は、1971年。解体を間近に控えたワイスマン劇場が舞台。この劇場で上演されていた「ワイスマンズ•フォリーズ」に出演していたコーラスガール達の再会パーティが開かれようとしている。
踊り子だったサリーとフィリス。その夫のバディとベン。
物語は、50代前後のこの2組の夫婦の 愛と憎しみを中心に描いていきます。
両夫婦 決してうまく行っているとは言えない。実は、サリーは 昔 ベンと付き合っていた。
「今でも サリーは ベンを愛している」
と、バディはフィリスに警告する。
2組の夫婦に流れる緊張感。満たされぬ4人の思いが、ソンドハイムのメロディによって吐露される。舞台には、4人の若い頃を演じる役者さんも現れ、物語は25年前の彼らも描いていく。

過去と現在。

彼らは、これからの人生を どう歩んでいくのか?

というお話。正直 ストーリーは、目新しさもありませんでしたが、それを補って余りあるソンドハイムのメロディ。
「一聴の価値あり」
です。