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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

やはり レベルが高い!「社長漫遊記」

2018-10-19 10:30:52 | 日記
四度 神保町シアターへ。「社長漫遊記」です。
森繁久弥 加東大介 三木のり平 小林桂樹 お馴染みカルテット&フランキー堺に、久慈あさみ 淡路恵子 池内淳子 藤山陽子 雪村いづみが華を添えるシリーズ。
1963年の作品 楽しませて頂きました。

洋行帰りの堂本社長(森繁) すっかり外国かぶれして帰国します。
早速 翌日 幹部を集めて会議
「レディファースト」
「夜の接待禁止」
「虚礼廃止」
などなどの 新方針を打ち出し 山中営業部長(加東) 木村秘書課長(小林)らを驚かせる。なかでも 九州支社の多胡(のり平)は、間近に控えた社長の九州出張での販売店招待の宴が控えているだけに 気が気ではない。
宴当日 社長にほの字の 芸者〆奴(池内)も お座敷に。社長も「接待は今回が最後」と決めて すっかり 良いムード。今回は、ついに 怪しげな「河童旅館」での待ち合わせまで行くのだが・・・
そこで 消防車のサイレンの音!
〆奴 名にし負う 九州若松の消防芸者。社長置き去りで すっ飛んで行く。
一人残された社長に、宿の女中が色目を使うシーンは笑える。
さらに、たまたま九州で出会った 銀座のバーのマダム(淡路)と 一泊旅行を計画するも、木村課長のチョンボで、これまた未遂に終わる。

いつもパターンの映画ですが、やはり このメンバーだと面白い。今の時代 どの俳優なら こういう映画作れるか考えてみましたが、なかなか浮かびませんな。