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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

東劇でシネマ歌舞伎 「中村勘三郎 法界坊」

2018-10-26 10:07:26 | 日記
昨日まで 歌舞伎座では 勘九郎 七之助の遺児たちを中心に「十八世 中村勘三郎 七回忌追善興行」が行われていました。
そして 歌舞伎座から目と鼻の先の東劇では、勘三郎さん主演の「法界坊」が ちょっと前まで上映されていました。
2008年 平成中村座での公演。
息子の勘太郎(当時) 七之助 義弟の橋之助(現 芝翫) 扇雀らの出演。串田和美演出です。

物語は、京の公家である吉田家のお家騒動。そこに 法界坊らが絡んでくるというもの。
法界坊を演じる勘三郎さん まさに八面六臂の活躍。
法界坊の悪人ぶりを演じたかと思うと、2枚目役で気取る橋之助を見て
「こいつは、こんな格好つけてるけど、ホントはバカなんですよ」
と腐して、笑いをとったり•••

そして大喜利の「隅田川」の場では、怨霊に扮して、見事な踊りを披露。まさに「千両役者」です。

私 歌舞伎に興味を持ちだしたのが、つい最近なので、勘三郎さんがお元気な頃の舞台を、ほとんど見ていない。野田さんの舞台に出演したものなどは観ていたんてすけどね。今思えば、かえすがえすも残念です。

「後悔を先に立たせて 後から見れば 杖をついたり転んだり」