ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

今年の天気は・・・一体どうなっているの?

2012-02-01 22:17:49 | 移動
朝6時・・・・出張の為、家を出た。

辺りは、まだ暗く雪が降っていた・・・・強風の為に、その雪が乱舞している。

道路は既に・・・つるつるである。

このままでは・・・高速道路も事故等で通行止めになる可能性がある・・・
そうでなくても、除雪車の後ろ等に付いたものなら・・・お手上げである。

そうならない内に、早く雪の無い所まで移動しなければ・・・集合時間に間に合わなくなる。


そんな事を考えながら最寄のインターチェンジへ・・・案の定、既に事故が発生していた様で、
事故渋滞の表示が・・・。

高速に乗った頃には、雪の降り方が更に酷くなった様だったが・・・
標高1000m超の諏訪南IC辺りでは、更にその度を増していた。

殆ど・・・前が見えない程の状態だ。

その状態を何とかやり過ごして・・・ヤット朝霧高原まで辿り着いた。

何時もなら・・・美しい富士山を見る事が出来るのだが・・・今日はと言うと・・・

御覧の通り。

本来なら見える筈の富士山が、雲に包まれていて何も見えない。

処が・・・田貫湖の辺りまで来た時、視界が開けたので、ふと富士山を見ると・・・
何だ~?・・・何と素晴らしい傘を被っているではないか?

これを撮らずして・・・何を撮る。早速、車を止めようとするのだが・・・

しかし、道幅が狭い上に後続車が多く、路肩に車を止める事が出来ない。

そうこうしている内に・・・折角のシャッターチャンスを、敢無く逃してしまった。


未練たらたらで、結局・・・田貫湖まで来てしまった。


撮影した時までは・・・何と無く傘を被っている様に見えたのだが・・・この数分後、
この傘は・・・見事に無くなってしまったのだ・・・本当はもっと傘が八ッキリしていて、
恰も、レンズ雲を被っている様な富士山だったのだ。

しかし・・・本当に残念だった。この様なチャンスは、今後二度と無いのかも?しれない。

レンズ雲を被った様な富士山が撮りたかった・・・自然のシャッターチャンスは一瞬なのだ。


まあ考えて見れば、普通は・・・その一瞬の為に、何日も待って撮影出来るかどうか?だと言う。

それを、車で走りながら、仕事の序に撮影しよう等と・・・多分、虫がいい話なのだろう。


しかし、雲が一瞬で形を変える位なのだから・・・思考は、やっと今日の現場の事に・・・

でも・・・仕事の前だと言うのに・・・一体何をやっているのかね???



もしかして・・・今日の現場も強風?・・・などと考えていると・・少し、気が重くなって来た。


程なくして・・・現場に到着。

案の定・・・隣接している工場の煙が、真横に倒れてノタウチ回っている。


この様に煙突から出る煙や、吹流しを観測して風速を計る、ビューフォートと言う観測法もある。


この状況から・・・風速は10mを超えている事が・・・容易に判る。


この様な状況でも・・・仕事となれば・・・飛行させなければならない。


念の為、断って置くが・・何も危険を顧みず、飛行させようと言う訳では無い。

勿論、安全が担保出来なければ、即作業中止である。

何せ・・・機体に搭載されているカメラは・・・メトリックカメラと言って・・・超レアモノである。

その価格も・・・数百万円したが・・・
それ以上に、事故を起こして人に迷惑を掛ける訳にはいかないのである・・・
又、これまで築き上げて来た信用も無くしてしまう。

信用を無くせば・・・この仕事も失う事にもなる。


その様にならない為に、長年の経験から・・・フライトの可否を総合的に判断するのだ。


かくして、強風の中・・・今日も安全に撮影作業は終了した。


作業終了後、次の現場へ移動を開始したのだが・・・途中、とんでもない吹雪に見舞われた。

高速を走っていると・・・前が良く見えない程だ。


途中渋滞に遭いながら・・・ホテルまで何とか辿り着いた。

ホテルの部屋から外を撮影したのだが・・・既に、かなり積もっている様だ。



多分この雪で、一部の高速道路が通行止めになるだろう事は、容易に予想できる。


明日が終われば・・・その後、山口に行かなければならないと言うのに・・・先行きが思いやられる。

そもそも明日は・・・撮影など、出来るのか~???








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