ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

ネダ川近くの滝へ・・・

2012-09-30 00:00:01 | 出張
昼食を手早く済ませ、早速・・・アウディーA4に4人で乗り込んだ。

F450を携えている・・・勿論、本来仕事道具ではない。


あわよくば・・・滝の良い動画が撮れれば良いな~との、淡い期待からなのだが・・・。


車で山道を小1時間走っただろうか?・・・途中までは、狭いながらも舗装道路を走る事が
出来たが、その道はどんどん登って行くので、こんな高い所に滝が有るなんて?と思いながら、
ふと谷の下方に目をやると、その時既にネダ川はかなり下の方を流れていた。


少し不思議に思っていた処、急に更に狭い林道の様な脇道を進みだしたのである。


未舗装のその道は、急な下り坂で有った。

その道には当然ガードレールなど無く・・・危険極まりない。


兎に角・・・急降下するその道を20分程進んだだろうか?


何やら・・・車が10台ほど停車している広場に到着した。




海が遠いので・・・どうも、地元の人が川遊びに来ている様だった。


よく考えてみると、今日は日曜日・・・些か間が悪い時に来てしまった様だ。

一生懸命仕事をしていて?・・・曜日の感覚が判らなくなっていたのである。




ここからは滝までは・・・険しい山道を20分程歩かねばならないらしい。


その駐車場?から程近い場所には・・・オスマントルコ時代のアーチ式の橋が残っていて、
随分崩壊が進んではいる様だが、現在でもそれは立派に機能していた。



日本などでは・・・僅か50数年前の道路など建造物の老朽化問題に右往左往していると言うのに、
その事に驚くと共に、昔の人の技術力に改めて感心したのであった。

先ず・・・手始めに、この歴史的価値のある橋を、F450でビデオ撮影しようと言う事になった。


撮影前に・・・ロケハンをしながら、手身近にストリーを考える。


しかし・・・風が少し強い上に・・・飛行経路に子供連れの家族が水遊びをしている。

ここは・・・止む無く待機。


風は依然として強いものの、家族連れが引き上げたので、撮影を行う事に・・・。


何とか無事撮影は終了し、本日のメインイベントである、目的の滝へと移動した。

先ほど撮影したオスマントルコ時代の橋を通って川の対岸へ・・・。

現在その橋は流石に荒れており、この様な状態だった。



この様な状態でも・・・普通に人が、川の対岸と行き来している。

その橋を渡ると・・・その滝までの道程は、なかなか大変なものであった。



これが・・・問題の滝である。



実はこの滝・・・このオスマントルコ時代の橋からは、一つ尾根を越えなければ行く事が
出来なかったのである。

最初、行けどもいけども登って行くこの山道は・・・殆ど、登山の様であった。

その山道を・・・F450を携えて、息を切らせながらひたすら歩く。

地中海性気候の爽やかな風が吹いているのだが・・・これだけ険しい山道を歩けば、
流石に汗が全身から噴き出してくる。


次回へ・・・続く。



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