ラジヘリ空撮

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いよいよ・・・エギナ島へ

2012-10-14 05:45:34 | 出張
エギナ島へ渡る為に、ピレウスの港へ来ている。

フェリーチケットも、スムーズに手に入れる事が出来た。


やがて、フェリーに乗船・・・これからプチ船旅が始まる。



エギナの港までは・・・距離にして約30km、時間にして約1時間との事なので直ぐに着いてしまう。

僅かな時間でも地中海の雰囲気を満喫する為に、我々一行は客室では無く上部にある甲板席に陣取った。





やがてフェリーは離岸し、豪華客船の脇を通ってゆっくりと港の外に出て行く。




すると・・・我々が乗っているフェリーの横を、水中翼船が追い越して行った。





聞く処に因ると・・・エギナにはフェリーと水中翼船を使って行くことが出来るらしい。

I先生曰く、その水中翼船で行くと所要時間は45分位だと言う。


じゃあ・・・帰りは、あの水中翼船に乗りましょうよ・・・と、私が提案すると、
そうしようか・・・と言う事になったのだが・・・これじゃ~、まるで斉藤寝具店の
社長にでもなったみたいですね。


やがて出航したピレウスの港も見えなくなり、大海原へ出たのだが・・・陸地が見えなくなると、
何処の海も同じ・・・そこが地中海なのかアドリア海なのか日本海なのかさえも判らなくなる。


夢を壊すような事を言って申し訳ないのだが・・・陸地が見えている限りは、イメージも
膨らんでいる上に観光モード全開なので、その地の雰囲気が当然あるし、それを満喫する事も出来る。


しかし、いったん大海原に出てしまえば・・・当然、陸地も何も見えなくなってしまう。

そこにはカモメが飛んでいたり、トビウオが跳ねていたりする様な・・・それはフェリーに乗れば、
普通に何処でも見る事の出来る様な光景が広がっている。

所詮、海は海・・・と、言う事だろうか? 

それは何処の海でも・・・大差ない様に思えた。


そんなくだらない事を暫く考えながら、ボーっとカモメを眺めていたのだが・・・しかしそれは、
暫しの休息の時間でもあったから良かった。



兎に角・・・こちらに来てからと言うもの時間的な余裕も無く、息つく暇も無かったのである。

ただボンヤリとする様な時間も偶には必要なのだが・・・こんな所まで来て、そんな時間が持てることは、
普通はなかなか無いのである。

何て贅沢な事だろう・・・感謝、感謝である。




やがて・・・遠くにエギナの島影が見えてきた。


ヤハリ・・・船に乗るなら、この位の距離と時間が良い。

余り長い船旅は・・・退屈以外の何物でもないからだ。

但し・・・日常を完全に切り離したい人には、打って付けの旅になる事は間違いないだろう。


そこから十数分も乗っただろうか・・・いよいよエギナの陸地が近付いて来た。



やがて・・・港に入る。






フェリーを降りると・・・そこは退屈な船上とは打って変わって、エギナタウンには華やかな地中海の
島の雰囲気が漂っていた。


港には沢山のヨットも停泊している・・・これらはセレブ達のヨットだろうか?



綺麗な花も・・・いたる所に。



果物売りのおばさんも・・・




そんな風景を眺めながら、港を抜け・・・そこからほど近いコロナビーチ手前にあるバスターミナルで、
アフェア神殿行のバスの時間を確認する・・・ところが、バスは既に出たばかりで、
後1時間半も待たなければ次のバスはないではないか。


日本だったら・・・フェリーの発着時間とバスの発着時間がリンクしているのが普通だが・・・
ここではそんな事はお構いなしの様だ。

そこは・・・日本人の感覚とはかなり乖離しているのである。

兎に角・・・ここでは時間はゆっくりと流れているのである。


流石に1時間半は待てないので、コロナビーチ手前のタクシー乗り場でベンツのタクシーを2台
チャーターした。


するとこのタクシー・・・結構なスピードで走る。

スピードメーターをみると・・・80kmも出ている。


狭い住宅街の道路でもその調子で・・・その上、ず~っと電話をしながら運転しているのである。

こりゃ~少しヤバイかも・・・などと思っていたのだが・・・幸い何事も無く到着する事が出来た。


この続きは・・・次回で。



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