ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

天候急変

2014-08-10 20:00:00 | 出張
インフラの点検中に、遠くの空の雲行きが怪しくなってきた。

当日の朝の天気予報では・・・勿論、そんな情報はなかった。

その後・・・変更になったのかも?知れないが、その状況は急速に変化し、
悪化の一途を辿っている様に見えた。

ここは・・・迷わず撤収。

トランスポーターに機材を投げ入れ・・・駐車場に車を滑り込ませた途端、
滝の様な雨と猛烈な風が襲ってきた。



それでもこの時点では、僅か数百メートルの所にある調査対象がおぼろげに確認できた。



この状況は刻々と変化し・・・



これが数分の内に・・・



御覧の様に、調査対象が全く確認できない状態にまで悪化してしまった。

もしも・・・この様な状況が飛行中に発生したとしたら・・・考えただけで
ゾッとする。

UAV等で業務を行う場合には、飛行時に機体の状態を観察する事は下より、
他にも注意を払ったり様々な状況判断を行って、安全に作業を行う必要がある。

しかしこの事は、GPSにおんぶにだっこ状態で機体を操縦している
オペレーターには到底不可能なので、業務で運用する場合には
最低でもマニュアルで飛行ができる操縦技術が必須だと考える。

それにしても正に間一髪であったが・・・今回も状況判断が功を奏した現場であった。


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