ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

フレーム改造大作戦・・・その6

2013-03-10 10:05:12 | マテリアル
長らくお休みしていた、フレーム改造大作戦だが・・・やっと少し進捗が有ったのでご報告したいと思う。


この処、年度末と言う事で、本業が少し忙しくてなかなか手がつかなかったのも事実ではあるが、
そんな中苦労して加工したフレームにクラックを発見して・・・実は少し心が折れていた。


それでも気を取り直して、新しいアッパーフレームを再加工出来たので、やっとブログに
投稿できる段階となった。

前回までのブログをご覧頂いていない方もいるかと思うので、ここで少し補足説明をしておきたい。
今回のプロジェクトでは、純正のアッパーフレームには追い加工を加え(黒色のフレーム)、
ロアーフレームは新規設計・製作(シルバーのロアーフレーム)して、260Zのオートロハウジングを
使用出来る様にする計画で作業がスタートしている。


と言う訳で・・・予定より作業進捗が些か遅れた感は否めないが、本日アルマイト加工前の
最終チェックを行ったのである。


その意味は・・・アルマイト加工を施した後で、何か不具合が発覚しても追い加工を施すことは
避けたいからに他ならない。

そんな理由から、今回はほぼ全てのフレーム関連部品を実際に組み付けてみたと言う訳だ。

で・・・実際に組み付けて見たら、こんな感じになった。





勿論・・・こんな感じになったとは言っても、当然この写真の状態になる様に設計して仕上げた訳で、
いざ組み立てて見たらこんな感じになった・・・と、言う訳では無い。

あくまでも・・・最終確認の為に組み立てて見たと言う事なので、念の為お断りしておきたい。


また、このフレームでは、エンジン組み付け時の芯出し(直行の確認)がたやすく行える様に、
フレームに芯出しゲージの役目も持たせている。

前回お預かりしていたフレームも・・・恐らくこの芯出しが調整出来ていなかった為に、
クラックが発生したのだと考えるが、その調整も実は、純正のフレームにただ関連部品を
組み付けただけでは、その大半が同じ結果を招いてしまうのである。

因って今回は、その対策も設計段階で盛り込んだと言う訳だ。


実際にはこの様になっていて、誰でもクラッチベルがフレームと直交しているかどうかを、
目視だけで簡単にチェック出来る様になっている。



後は・・・アルマイト加工に出してから、実際に試験飛行を行うのみ。


さて・・・結果は如何に?・・・・ナンチャッテ。



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