ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

Nさんの新作機が・・・無事ロールアウト

2011-12-22 16:52:45 | 趣味
先月からNさんが、600クラスの電動ヘリを製作していた・・・が、今まで経験した事のないカテゴリーのヘリに苦戦している様だった。

最近の電動ヘリの進化は・・・目覚ましく・・・そして高性能・・・その運動性は・・・凄い。


処がである・・・・それを使い熟す為には・・・少し勉強して頂く必要がある。


一昔前までは、バーレスで調子よく飛行させる為には、それ用の知識や、専用のメインローター及び、機体側の特別なセッティングが必要で有った。

それらは、私の得意分野でもあったのだが・・・今のバーレスは全く違うのである。


現在のバーレスには決まってジャイロが装備されている。

その優れた制御系は、メインローターの良し悪しなど・・・物ともしないし、タックアンダーやバルーニングと言った、バーレス独特の特性までも封じ込めてしまう・・・のではあるが・・・・。


特にバーレス用のジャイロの設定には・・・PCが必要な場合も多く、設定用ソフトのインストールや、その設定手法が難解で・・・手こずる事も多々有るのではないだろうか?


その上、それらの取説さえも英語や中国語が多く、尚更事を難しくしているのである。

ましてや、Nさんの様に50歳を過ぎてから、勉強しなければならないとなると・・・ほぼ不可能に近く・・何時になったら飛行出来るのだろう???・・・と言う事なのだろう。



実際問題、取説の翻訳から始めるとなると・・・気が遠くなる様な道のりで・・・それも、幾つかの取説を翻訳しなければならないとなると・・・・尚更である。

また、それを全て理解し、実際に設定するとなると・・・考えただけでも気が遠くなる・・・・結果・・お手上げ状態になったのだろう・・・。



そこでヘルプが掛り、昨日撮影した山口県から呼び戻されるハメに・・・急遽トンボ帰りで帰って来たと言う訳だ。


AM10時頃には、Nさんがヘリを携えて・・・来社。

あまりの寒さに気乗りしないまま・・・弊社のテストフィールドに移動。

現場でNさんの仕上げたヘリを最終確認するも・・・どうも色々が思わしく無いのである。

そこで、仕方なく現場で手直しを行う事に・・・・。



しかし、手直しを行う内に現場で手におえる範疇ではない事が判明し、一度会社に戻って・・・・機体をバラス事に。

午後テストフィールドに出直して来た時には、既に日差しはなく、風も強くなり・・・その上・・・雪もちらほら・・・・流石に寒い。


その後、一セットのバッテリーでフライトさせ、全ての調整を行い・・・軽くアクロを行って・・・・そこそこの調整で納品とした。

その理由は・・・それ以上ヘリを調整していると・・・こちらの体が・・・寒さで不調になる・・・ナンテネ。

それほどの寒さでした・・・なんたって・・・クリスマス寒波の到来なのだから。


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