Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

髪を切る

2011年06月24日 | Weblog
昨日、髪の毛をばっさり切った。
 
美容院にいって、いつも、髪をきってもらう人に
「今日は、どうしますか?」
ときかれ
「切ります!」
「切りますか?」
「うん、切ります!ばっさり切ります!」
「ついに、ばっさり切りますか?」(笑)
というわけで、うなじがみえる
ボブスタイルになった。
 
もう、巻髪も夜会巻きもできない。
 
切り終わったあと、床には
ウィッグができるくらい髪が落ちていた。
暑かったのもあるが
ここのところ、いろいろ煩わしい思いや
心を残す思いがあったので
なんだか、少しはすっきりしたかった。
 
女は、失恋すると髪を切るというのが
昔の常套手段だった。
 
私は、今、まさにそんな気分。
 
この半年、もやもやしていたことが
片付いたのだ。
完全ではないが、一つの結論がでた。
 
結論を出したのは、私ではない。
私は、情に流され、いつまでもウジウジする。
それを、何事にも動じず、有言実行に移したのは
息子のほうである。
 
「春の大会が終わったら、ラグビーをやめる」
といっていたものの、あんなにがんばっていて
いい成績も残せた。
仲間とも和気藹々、私も友達ができて、どっぷりだった。
入部するといったとき、正面きって反対した。
しかし、入部した以上、私は、そのスポーツや
クラブを好きになろう、とおもい、努力した。
そして、恋するがごとく、好きになったところで
冷や水をかけられた。
 
こんなこと、今までだって、あったよな・・。
今は、ちょっと、こちらが、燃え尽き症候群状態。
しかし、息子に「引き際の美学、お見事」といって
ほめてやった。
「あったりまえさ!」と彼はいった。
誰に似たのだろう?
私にではない。
父親でもないような気がする。
私は、息子が大学を受験するとき
受験だけに絞らなくてもいい、とおもってきた。
大事な人やものがあれば、それを禁止することは
いわない母親になりたかった。
たとえ、本音は、どうでも、そうなりたかった。
 
そんな、ロマンチシズムと無関係に彼は
退部することを決めた。
 
そのあと、私は、自分の方向転換をするのに
時間がかかっているので、今は、まだ、いろんなことが
煩わしい。
 
息子の進路のことだけでなく、
生活の中のいろんなことがうっとおしくて
たまらない。
 
でも、仕方ないのだ。
今は、仕方ないのだ。
 
咲き終わったバラの手入れもせずに
ぼんやりと日をすごす。
この2週間ばかり、たくさんのことがあって
対応におわれて、私は、しんどかった。
この湿気と暑さにも閉口しながら
せめて、髪はすっきりしたくなったのだ。
髪型を決めていったわけでなかったが
以心伝心でお店の人にきってもらえて
よかった。

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