Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

ほどく

2007年11月08日 | Weblog
この間から、出かけるときによく、使う
ネックレスが、3本絡まってしまっていた。
急いでいるときに、余計イライラするので、
そのままにしておきたが、昨夜、寝る前に、
ひたすら、絡まったチェーンをほどくことに
集中した。

トップが違うだけで、長さも材質も似ているので、
見た目も、ややこしくて、
「ああ・・。うっとおしいな・・。」とおもいつつ、
といていると、高校のときの修学旅行を
思い出した。

部屋で、友人が、バックのチャックを布部分に
食い込ませて、みんなで必死になった。
そこへ、違うクラスの友人もきた。
一番、躍起になり、格闘の末、食い込みが
外れたとき、彼女は、泣いてしまったのだ。

そのトラブルの直前、私たちの部屋の空気は
暗かった。
人間関係に密かに悩んでいたもの同士が集まった部屋で、
なんとなく、暗雲垂れ込めたムードになっていた。
違うクラスの友人も、そのクラスでうまくいっていなかった。
だから、違うクラスの部屋にきたのであった・・。

そんな中、みんなが、ウットオシイ、イライラスル、
作業をしているうちに、意識が集中し、それが、
解決したとき、我慢していた感情がふきでたような
友人の涙だった。
私は、彼女の状態を知っていたので、理解できた。
普段、しっかり者の彼女の涙は、後にも、先にも
その時しか知らない。
平気な顔をして、本当は、思いつめていたのだろう・・。

みんなで、彼女を慰めたり、笑ったりしているうち、
空気が、明るくなったように思う。

そんなことを、思い出しつつ、私は、
「あせらない・・。あせらない・・。」とつぶやきつつ、
42センチのチェーン、3本を丁寧に一ずつ、ほどいていった。

やっと、3本に別れたとき、気持ちがすっきりした!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿