Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

おひとりさま

2010年11月16日 | Weblog
昔、私は、一人でどこかにいくなんてことが
できない人間だった。
 
いわゆる「おひとりさま」が、生来できない類だ。
 
最近、結構、一人で行動する。
この間、友達とランチをしていて
彼女がみなとみらいのコレットマーレーに
娘さんといったという話になったとき
「うん、あそこいいよね。御飯たべたよ。
周りは、夜景をみるカップルばかりだったけど~
私は一人で~」
というと
「それは、寂しい」という。
「一人で、夜景をみたら駄目」という。
「でもさ~、おなかすいているんだよ」
「ダメダメ」
「そのとき、一緒に御飯たべてくれる彼とか
いないんだよ。
でも、私は、お肉のおすしが食べたいんだよ。
だったら、一人で食べるしかないじゃん」
「ダメダメ・・・。」
 
「じゃあ、あなたは、どうするの?」
「娘か息子といけるときにいく」
 
う~む・・・・。
 
私は、真性おひとりさまではない。
夫がいて、成人前後の子供がいて
しょちゅうじゃないが
飲み会をするグループがいくつかある。
その年齢の幅もあるかもしれない。
 
 
 
静かに、遊びたいときは、友達と二人で
ランチや遠足にいくし、
毎日、ネットでおしゃべりしている仲間もいる。
娘とは、旅もする。
散策のお仲間は、ずいぶん先輩だ。
確かに、一人は、寂しい。
特に、カップルでいくようなところは
寂しい。
 
私だって、誰かといきたい。
でも、いないじゃないか?
娘だって、そうそうつきあってもくれない。
携帯のアドレス帳をあけて
総出動をかけても、誰もつきあってくれない。
みんな、それぞれ、忙しい。
私に人徳がないのか?
ほとんど、断わられる。
(衝動でお誘いをすることが多いし、
私の友達は、自分をしっかりもっていて
私に流されるという人が、ほとんどいない)
いないけれども、行きたい。
だったら、一人でいくしかないのだ。
 
一人だと、たいてい、お店が混んでいても
あまりまたずに済んだりする。
買い物の最中に、さっさと御飯を食べたいときは
便利だ。
 
私は、一人で居酒屋にいくほどの勇気はないので
ランチやお茶くらいだが、ある程度なれてくると
快適だったりする。
 
一人だと、いっている場所をちゃんとみることができて
感じて、考えることができる。
周りを観察できるし、自分のペースで歩くことができる。
困るのは、もし、なにかあったとき
自分で、対処しなければいけないから
自己管理をしないといけない。
だから、行く前に、地図をしっかりみる。
道に迷うことは、最低限にしたい。
 
一人でいくことができない人間だったとき
自立した女性がかっこよく思えて仕方なかった。
誰かに頼る自分がコンプレックスだった。
 
今も、誰かに頼りたい。
自分がいける!と思ったところに
いってしまう私は、可愛げがない女になったと思う。
「誰か、つれていって~」といつも思っている。
 
一人で御飯を食べる私を
「それは寂しい」といわれて
憐れまれたようで、悲しくなってしまった。
 
彼女は、一人でどこかにいくことを
しなくてもいい運命なのだろう。
ずっと・・・・。
私は、可愛くないのだろうな・・。
 
たまに「レンタル家族」とか頼みたくなってしまう。
ヘルパーさんがついてくれるお年寄り、
うらやましいな、と思ったことがあった。
好きで、一人なわけじゃないが
行こう!とおもったら一人でも行く。
がんばろう・・・。