車泊で「ご当地マンホール」

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由加(ゆが)神社本宮~其の二 in 岡山県倉敷市児島由加

2021年09月27日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岡山県

昨日に続いての「由加神社本宮」。まずは江戸は本所深川の在住、一心太助こと「塩原太助」が奉納した玉垣。講談に小説・ドラマの主役にもなった「一心太助」。誠実で実直な人柄で「炭団」を考案し、大商人となった後も道路改修や治水事業に私財を投じた凄い人!なのです。

説明文の最後にある「太助灯篭」は、3月17日の「玉積(たまづみ)神社in丸亀市」の冒頭に登場します。

ここまで来るのに目一杯頑張った私たち😄、とにもかくにも休憩所で一息。ついでに「撫で猿さん」の頭を撫でてボケ封じも祈願。

日本三大権現の一つとされ、県下での初詣の参拝者は岡山市の最上稲荷についで二番目と言われる「由加神社本宮」。県内に在住した当時は一度もその機会が無く、ご亭主殿と結婚し、子を成し、この年になってはじめて参拝が叶いました。この翌年の金比羅参りで、江戸時代から続く「ゆが・こんぴら両参り 」も達成しました。

それでは改めて由加神社本宮の参拝。「求め有れば必ず応ずる神」と称される「消痛の小槌」に思わず手が伸びるあたり・・ああ、年はとりたくないです😄

足の痛みを消していただいたら、拝殿の下に鎮座される縁結びの「境内社:素盞鳴神社」へ。ご祭神である『素盞嗚尊』が縁結びで知られるのは、多分日本で最初に『奇稲田姫』と結婚式をあげた神様だから。

拝殿下に鎮座される「縁結び獅子」。豪快に牙を見せて笑う阿は、女性の縁結びを叶えるとされる男獅子。

吽は男性の縁結びを叶える女獅子。阿吽いずれの獅子も、柔らかく親しみやすいお顔で参拝者の願いを応援しています。

さて・・縁を結ぶ事はとても喜ばしい事ですが、そうでない場合もあるのが現実。病魔・悪癖・因縁・・いわゆる「悪縁」を断ち切ることが出来なければ、幸せを掴む事はできません。縁切石に願いを賭けるのも有りだと思います。

阿吽の獅子の間に鎮座する「七十五匹白狐のレリーフ」。伝説によると、「児島にすむ鬼神を退治しようとした坂上田村麻呂は、鬼退治に苦心しましたが、瑜伽権現に祈り、無事に退治することができました。退治された鬼の魂は化して75匹の神狐となり、鬼の遺骸が埋められた上に、三社権現が造営されました。」・・つまりこれは「元・」なのですか!?

広大な境内には、昨日紹介した境内社以外にも様々な神々がお祀りされています。由加神社本宮のご本殿地下二百メートルより湧出する霊験あらたかなご霊水の側に佇まれる「銭洗い弁財天」。

財宝運の弁天さんに触れ、この霊水で金銭を洗い清めると清浄の福銭となり、洗銭が何倍にもなって帰ってくる・・との事。それならば、ここか硬貨でなくお札を洗い清めさせていただきました😄 このお札かなり長い間、お財布の中で偉そうにふんぞり返っていました。

「白○姫と○人の小人」みたいに並ぶ「弁天様と6人の福の神」 まるで私の心の声が聞こえたかのような笑顔につられて私も笑顔。

その昔、備前藩主池田候がこの木にお参りをし、御本殿で祈願したところ子どもを授かった・・という言い伝えから、「子授けのご神木」と呼ばれる楠の大樹。願う人の下に、新たな命が届きますように!

「栄かえる」のかえるさん。足元には家運繁栄を願う人々によって奉納された黄色い幟が隙間なく並べられています。

まだまだ続く「由加(ゆが)神社本宮」、明日のその~其の三は、参道から境内までのあれこれを紹介します。

参拝日:2010年8月10日


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