車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

土湯(つちゆ)温泉~其の一~ in 福島県福島市土湯温泉町

2024年08月17日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福島県

福島市土湯温泉町下ノ町、市内から西約16kmの荒川の谷あいに広がる自然豊かな温泉地「土湯(つちゆ)温泉」

春には仁井田沼一面に10万株の水芭蕉が咲き乱れ、秋は渓谷沿いの紅葉で賑わい、古くから湯治場として栄えてきた土湯温泉。その歴史は古く、旅の途中で病の床についた秦河勝の夢枕に立たれた「聖徳太子が、岩代国に突き湯あり」とお告げをしたのが始まりという説。温泉街を見下ろす場所には、聖徳太子を祀った「聖徳太子堂」があります。また更に遡って神代の時代、「大穴貴命が鉾で突くと湯が湧いてきた」のが始まりという説もあります。

源泉は温泉街から約2キロメートル先にあり、約130度前後の温泉蒸気と温泉水が吹き上がっています。湧出する温泉は熱すぎるため、吾妻山麓の湧き水を加え、 約60から65度の温泉にしてから各旅館などに供給。豊富な湧出量を誇り、多種類の泉質を持つ全国でも珍しい温泉と言われています。

温泉街には4か所の足湯が設けられており、気軽に温泉気分を味わう事も出来ます。「東北三大こけし発祥の地」の名前通り、「巨大:土湯こけし」と「顔出しこけし」に出迎えられての土湯温泉、スタートです😊

正直な感想を言うと・・・顔出しこけしは無い方が良い気がする😅

荒川に架かるアーチ橋。川床の風景に焦げ茶のアーチがとてもよく似合って、こんな時は、画才のある人が羨ましいと思ってみたり。

巨大こけしさんの目線・斜め先には「東鴉川(ひがしからすがわ)第一堰堤」。昭和23年(1948)に造られ、昭和26年(1951)に増築。2008年7月、歴史的景観に寄与するとして、登録有形文化財に指定されました。

文化庁HPに「阿武隈川水系荒川右支東鴉川の最下流部、荒川との合流点に近い土湯温泉地区に築かれる。堤長56m、堤高7.5m規模の重力式コンクリート造堰堤。表面は下流側布積、上流側谷積とする砂防堰堤で、温泉街の歴史的景観に寄与する」

道なりに進むと、先ほどよりも更に巨大な土湯こけしが橋守をする「荒川大橋」。

まずは「荒川大橋」のたもとにある「かじかの湯」で、土湯温泉・最初のほっこり。東北とは言っても福島の6月はやはりそれなりに暑い😅 しかも今日は、昨日と打って変わっての上天気。ほっこりではなく普通に汗が噴き出る💦

続いての足湯は、月乃湯橋のたもとにある、東屋風の足湯「月の湯ぶじぇ」足湯に浸かっていると眼下に流れる川のせせらぎが心地良く響いてきます。木陰の所為かさほど暑くも、熱くも無く😅、眼下に流れる川のせせらぎを聞き、周辺の景色を眺めながらのんびりくつろぐことができました。

さやさやとせせらぎの音に癒されたら、次は熊野神社の石段を上がったところにある「偲いの湯」

折角足湯巡りをしようと楽しみにしていたのですが、流石に冬場と違ってこの暑さではそんな気になれません。でも折角来たのだから、せめて手湯なりと😓 

熊野神社の赤い鳥居・・ごめんなさい。石段を上がる気力が有りません。と言う事で鳥居前の拝礼で失礼します🙏🙏

熱い手湯で少々のぼせ気味の二人😆 しばらく休憩を決め込んでのんびりと。ああそれにしても福島・・よくぞここ迄来られたなと、改めて感慨に浸っています。さて残る足湯はあと一つ・・ですが、続きはまた明日😅。

訪問日:2015年6月24日

 

コメント (8)
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