車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

飯坂温泉~旧堀切邸~ in 福島県福島市飯坂

2024年08月15日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福島県

飯坂温泉の街歩き、続いて訪ねるのは飯坂温泉の観光交流拠点として2010年5月に開館した「旧堀切邸」。貸し切り状態の土塀沿いの道、心配した雨も止んで傘が荷物になってきました😅

旧堀切邸は、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家。公式HPによれば「天正6年(1578)に梅山太郎左衛門菅原治善が若狭国から当時の上飯坂村に移住、名を「若狭」と改め、「川跡田畑4町歩(約39,700㎡)あまりを開作」し、農業・養蚕に力を入れていきました。また、村を流れる赤川がたびたび氾濫し被害がでるため、「堀を切って」赤川の流れを変え、埋め立てた場所を田圃や宅地にしたことから、ここの地名を「堀切」とし、治善のことを「堀切」と呼ぶようになりました。敷地面積は約1,230坪(約4,000㎡)あり、明治13年以前には現在の約2倍以上の面積があったと伝えられています。」

安永4年(1745)建築の「十間蔵」。桁行が10間(約18m)あり、主に米蔵として使われ、時には酒蔵としても使用されていました。建立年代が判明するものとして、福島県内最大最古の土蔵であり、2007年に福島市の有形文化財に指定されています。

「十間蔵」に向かい合うように造られた「足湯」「手湯」施設。疲れた足をゆっくりと温めながら見るお庭の景色は、また格別。

近代和風住宅の「主屋」。こんなお部屋でゆっくりとお茶でも頂きながらゆったり寛いで温泉を楽しむ・・・なんて贅沢、何時になったら出来るようになるんだろうね~😓ね~ぇ😓


旧堀切邸を後にするのは心残りですが、さりとて私たちは旅の途中。名残惜しくとも次に向かわねば。最後の立ち寄りは「共同浴場:波来(はこ)湯」

HPには「2011年に改築された「波来湯」は、開湯以来1,200年もの歴史があるとされており、おおよその開業年代が分かる共同浴場としては飯坂温泉最古の共同浴場といっても過言ではありません。」

十綱橋近くの摺上川沿いに並ぶ旅館街、水に映る姿の美しさに思わず足が止まり、その不思議な光景に目を奪われる。

それは何とも不思議な光景。

あっ!「芭蕉と曾良 入浴の地」碑、見っけ!!

何でも芭蕉さんが飯坂に寄り道したのはご贔屓の義経ゆかりの「医王寺」参詣の為だったとか。生憎と宿は土間に筵を敷いただけの灯火もない薄汚い貧乏家であったと書き残していますが・・ねぇ~、素朴な疑問なんですが、他に宿は無かったのですか??

十綱の渡しの近くにあった「城址 古舘」碑。案内には「この館は文治五年に伊達朝宗の四子・伊達為家が築城。四代伊賀守政信のとき飯坂氏と改称した。代々伊達家に仕えていたが天正十七年に亡くなって後、その娘「飯坂局」が伊達政宗に従って米沢に移るまで、約三百年間此処に共住した」

🌸🍀明日は「日本三大不動」で知られる「中野不動尊」の紹介です。

訪問日:2015年6月23日

 

コメント (2)
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