車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

旧周防銀行本店(町並み資料館) in 山口県柳井市柳井津

2024年06月28日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・山口県

今日は少し趣向を変えて、白壁通りから柳井駅に向かう途中、柳井市柳井津金屋地区に建つ「町並み資料館」😀 

木造2階建、鉄板葺。壁は石造風に目地を切ったモルタル塗り。旧周防銀行本店として明治40年(1907)に建築された山口県内では最古の銀行建築。原設計は日本銀行技師の『長野宇平治』、実施設計『佐藤節雄』によって建築。当時の銀行の重厚な姿を今日に伝える、日本でも数少ない建物の一として、2000年12月4日:登録有形文化財(建造物)に指定されました。

明治31年、地元有力者らの出資により設立された周防銀行。一時は第百十(だいひゃくじゅう)国立銀行(現山口銀行)を抜き、明治末期には山口県下最大の銀行となりましたが、その後に経営が傾き、大正3年に倒産。その後は百十銀行や山口銀行の店舗として使われました。

1階は、町並み資料館として町並み保存地区の町家模型や市内の観光スポットのパネルなどを展示。

2階は、柳井市出身の歌手で昭和の日本歌謡界に多くの足跡を残された『故松島詩子氏』を記念し、氏が生前愛用・所蔵されていた遺品の一部を展示しています。

で・・『松島詩子さん』がどのような方なのか・・実は全く存じません。懐メロ好きの母の影響で、年齢詐称疑惑まで持たれる私ですが・・代表曲と言われる「マロニアの木陰」も帰宅後にユーチューブで聴いてみましたが、やっぱり初耳でした。「松島詩子さん」、無知な私でごめんなさい🙇

かけ足っぽい訪問でしたが、色々と貴重なお話を聞かせて下さった係りの方には、心からお礼申し上げます。11年を経ての「ありがとうございました」🙏。4年後の再訪ではお会いできず、残念でした。

最後に、上の画像右後ろにある銀行の大金庫。その前にとてもユニークな「お鐘金魚」が鎮座しています😲。ここにコインを入れると数秒間、部屋に金属系の澄んだ音が響くのですが、コインの重さによって音の鳴り方、響き方が変わるのです。

「硬貨を上から入れてみて下さい。いい音が聞こえたら綺麗なお金が巡ってくるかもしれません。お鐘金魚の中を通ったお金は「お守り」 お金を呼んで願いが叶うかも」
ご亭主殿は100円を。私は50円と10円で・・確かに金額が高くなる程、高く澄んだ音になります。

4年後に同行したJ🐣さん、100円玉を入れてお守りにすると申しております。😍

4年後の私は、この時の為に用意しておいた500円玉で。音色を楽しんだお金は取り出し、横に用意されている袋に入れて持ち帰れます。

建物を辞して、私はあるものを探してウロウロ(笑)。それは2013年にお見掛けした『国木田独歩』氏の胸像の、反対側の角に・・・

「読書の戒」の碑。「書を読むは多きを 貧るにあらず 唯章句熟読を要す静思すること久しければ 義理自然に貫通す 独歩」昭和39年11月3日に建立。

訪問日:2013年4月19日&2017年11月28日

 


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4 コメント

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Unknown (necydalis_major)
2024-06-29 04:57:01
だんちょう

おはようございます!
面白いですね、鐘金魚。
どんな音がなるのか興味がありますねぇ!!

昨日は札幌市南区の森で熊に遭遇し、幸い向こうが逃げてくれたので慌てて下山しました(泣)
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だんちょうさん (tibineko)
2024-06-29 09:07:17
コメントありがとうございます

で・・・・クマに遭遇って😱
良かった!!無事でよかった!!😭

お金とお鐘のごろ合わせに
金魚提灯の町らしく「金魚」を模した
アイデアですよね。
返信する
戒めの言葉 (onecat01)
2024-06-30 17:05:39
 
 tibineko先生。

 「書を読むは多きを 貧るにあらず 唯章句熟読を要す 静思すること久しければ 義理自然に貫通す」 

 独歩も自らの多読、乱読を、「自戒の言葉」にしていたのですね。

 多読、乱読し、時として余計な言葉を述べる私は、tibineko先生の教えを心に刻みました。

 
返信する
onecat様 (tibineko)
2024-06-30 18:30:24
私もtononekoさんも実に多読、乱読
特にtononekoさんの場合は
気に入ったテーマ
気に入った作家さんに遭遇すると
片っ端から購入してました

引っ越しの際には段ボール大サイズ50個が本だったのですが
そのうち半分はtononekoさん単独の蔵書

崖から飛び降りる心境で処分したときは
寂しいと同時にホッとしたものです
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