車泊で「ご当地マンホール」

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三柱神社&笠水(うけみず)神社 in 京都府舞鶴市

2021年05月24日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・京都府

舞鶴市伊佐津に鎮座される「三柱(みはしら)神社」。御祭神は『火産霊神 、奥津比古神、奥津比売神』。境内には三つの社殿が東に面して並び、中央に「三柱神社」向かって左(南)が「粟島様」。右(北)が「稲荷神」と並びます。

「江戸末期の加佐郡旧事記に「三宝荒神 村の西田ノ中森ノ 内ニ有リ」とあり、明治になってから「三柱神社」と改名。粟島社のほこらの中にある天保十一年(一八四〇)の棟札に「粟島」ではなく「淡島明神」と 書かれている。「淡島様」はイザナギ、アザナミ両神の国生みの神話では、一番目に生まれた 「水蛭子」、二番目に生まれた「淡島」。この二つの生命は流産又は死産児の霊で、現在でも 水子地蔵尊が信仰を集めているように、江戸時代には「淡島様」として女性の信仰を集めてい た。」境内案内より

岡崎量産型の後方、社殿前より神域を守護される狛犬さん一対、お小さいながらも独特の風貌をもち、会えて良かったと思わせてくれる存在です。

社殿の左に鎮座されていたことから「粟島社」と思われます。神域を守護されるのは、岡崎量産型狛犬一対。

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舞鶴市公文名に鎮座される「笠水(うけみず)神社」。御祭神は『笠水彦神・笠水姫神』の夫婦神。

「1人の武者修行者が通りかかり笠を置いて一服。そのまま眠って夢を見た…喉が渇き水が飲みたい!地面を杖で叩くとチョロチョロと水の音。武士は笠で水をすくい、心ゆくまで飲んだ。「この地に宮を祀れ。名を笠水と名のれ」と藤の木に彫って旅立った。また丹後風土記には「宇介美都(うけみず)」の訓が振られ、また真清水の湧く所から「真名井」とも記す。」舞鶴の名所旧跡より

社殿の前より神域を守護されるのは、出雲丹下系の狛犬さん一対。小さいながらにもしっかりした顔立ちです。

こちらの建物は社殿から少し離れた場所にあったものですが、中にお社らしきものが鎮座されているように見えます。

さらに木製の神殿狛犬がその両脇より神域を守護されています。もう少し仔細に内部を確認できればよかったのですが、神域故、これが精一杯でした。

社殿の石段に刻まれた石碑には、旧漢字で「十倉村・真倉村」と刻まれています。いずれも江戸期~明治22年に存在した村名で、京街道における田辺領最南端の村の名です。

参拝日:2010年7月10日


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