車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

安芸市~あちこちウォッチ in 高知県安芸市

2020年07月11日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・高知県

安芸市といえば、三菱財閥の創立者である『岩崎弥太郎』の出身地。生家には行きませんでしたが、上江ノ川公園に、生誕150周年を記念した銅像が建立されています。 この堂々たる恰幅の良さは流石。明治の動乱期の中を鮮やかに立ち回り、政商として巨万の富を築いた人物です。

さすがこれだけの政財界の大物となると、キャラクター化するのも難しいのか見たまんまのデザイン😅

安芸市下山字黒ハエ、昨今流行の「恋人の聖地」なんかもある「道の駅・大山」。記念スタンプは『岩崎弥太郎』ですが、銅像とキャラクターの中間くらいの顔ですね😄

「道の駅・大山」からほんの少し歩くと、太平洋を望む位置に築かれた「伊尾木漁港石積堤」が見えます。土佐藩の家老『野中兼山』が築造したとされる港ですが、藩の財政難から工事が中断した為、「兼山のあほう掘」と蔑称されたとか。

実際に漁港の工事が行われたのは兼山の死後でしたが、それでも彼が手がけようとしたのは事実。道の駅から見る景色・・・静かな海に浮かぶように見える「伊尾木漁港石積堤」は、2006年に「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されました。

土佐くろしお鉄道:ごめん・なはり線「球場前駅」の壁には、阪神タイガースマスコットの『トラッキーとラッキー』がいます。

駅の北側には安芸市営球場と「安芸ドーム」があり、阪神タイガースのキャンプ時には見学者で賑わうそうです。でもって私たち、野球には全く興味が無く、ご贔屓の球団もありません。

丁度電車が入ってきたのですが、何と!!トラ柄!!。話には聞いていましたが運良く実物を見ることが出来て、何かラッキー😃

正面から見るタイガース電車、別の駅で見かけたものですが、折角なので此処で一緒に紹介。

前日紹介した春日橋の親柱にも「野良時計」がデザインされていましたが、市役所近くにはこんな素敵な公衆電話ボックスがあります。

さらに、土居で見かけた歌詞碑の続きを観光協会前で見つけました。弘田龍太郎氏の童謡曲碑「雨」。「雨が降ります~雨が降る♪」哀愁を帯びたこの歌もヤッパリ好きだったな。

ふるさとの風景を美しいメロディで綴った、日本を代償する作曲家『弘田龍太郎』。明治25年(1892)、土居村に生を受け、『北原白秋』を中心とした「赤い鳥運動」に参加し、「靴が鳴る」「浜千鳥」「叱られて」「雀の学校」「春よ来い」などの名曲を次々と発表し、童謡作家としての地位を確立しました。最後の歌詞碑は、大山岬の「浜千鳥公園」で見つけた「浜千鳥」。「青い月夜の浜辺には~親を訪ねて鳴く鳥が・・♪」そうなんですよ。この歌も愛唱歌の一つなんです😊

この歌詞碑の近く、大山岬の案内にしたがって下道に降りると、海岸段丘が垂直に迫り、海食によって巨大な洞窟や奇岩が連続する絶景が見えてきます。

ここは海食によって作り出された洞窟ですが、実はこの上に建物があるのです。もしも!!と思うと、臆病が服を着ているような二人には、長く滞在する根性はありません。

だからといって洞窟の中が安全だと思える根拠はもっと無い!。滞在時間はわずか五分・・お地蔵様にご挨拶だけして、速攻で洞窟から這い出して来ました(笑)

安芸市のあちこちウォッチ、最後は奈比賀(なびか)地区から市内に帰るときに見かけた「伊尾木森林鉄道跡鉄橋(花の鉄橋跡)」。昭和初期から昭和40年代中頃まで材木運搬用として使われていたものですが、今は300mが残されるのみ・・遠目からでもそれとわかる遺構は車内からでも十分に感動的でした。

訪問日:2013年3月19日&2018年6月17日


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