車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ご当地マンホール in 静岡県旧豊田町(磐田市)

2019年03月29日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・静岡県

旧磐田郡豊田町(とよだちょう)は静岡県の西部、天竜川左岸に位置した町です。北および東は磐田市、西は天竜川を境にして浜松市、南は竜洋町に隣接。町東部は標高70m前後の磐田原洪積台地で、台地西縁は旧河川の浸食を受け、この急斜面に原生照葉樹林帯が形成。台地と現天竜川の間に発達した扇状沖積地が町域の大半を占めています。古代から交通の難所であった天竜川の渡河地点として適地であった池田村は徳川家康から天竜川渡船の特権を与えられ、天領のほか多くの旗本知行所による分割支配が幕末まで続き、近代まで繁栄してきました。天正18年(1590)平野重定が寺谷用水を完成させ、今ではさまざまな農作物が収穫されています。「町の木:金木犀」「町の花:藤」を制定。

豊田支所内の壁一面を彩るのは、天然記念物に指定された「熊野(ゆや)の長藤」。花房の長さは1m以上に達するものもあるといわれ、花の季節には多くの観光客が訪れます。

明治22年(1889)、町村制の施行により豊田郡富岡村・井通村・池田村が発足。

1896年、郡制の施行により磐田郡、山名郡、豊田郡の大部分が併合され改めて磐田郡が発足。

1955年、富岡村と井通村が合併、磐田郡豊田村が発足。

1955年、豊田村が磐田郡竜洋町の一部と、池田村を編入。

1973年、豊田村が町制を施行、磐田郡豊田町となります。

2005年、磐田市、竜洋町、福田町、豊岡村と合併、磐田市となりました。

磐南浄化センターの展示蓋には、町の花であった「藤」が鮮やかに描かれています。

藤の花が描かれたカラーマンホールは、豊田町駅前のタイル歩道上に設置されています。

遊歩道には、「町の花:藤」と「町の木:キンモクセイ」のタイルもあります。

昭和32年9月29日制定の町章は、豊田村章として制定され、町制施行後に継承。「町の頭文字「ト」を図案化して4つを周りに外向けに配して「トヨ」とし、その円の中央の「十」によって「田」とし、これらの円を翼形に作図して融和団結と飛躍発展を表させ、端的に融和発見の豊田町を象徴しています。」旧公式HPより

豊田町駅前には、『熊野(ゆや)御前』の像と「熊野の長藤」の由来が記された案内があります。『熊野御前』は能楽「熊野」の主人公で、平安時代末期、平清盛の三男・宗盛の寵愛を受けたとされる女性。

その『熊野(ゆや)御前』が池田の「行興寺」に手植えした藤が「熊野の長藤」。「行興寺」には『熊野御前』のお墓もあるとか、是非一度訪ねてみたいものです。
このデザインがそのまま使われたマンホールが、藤と香りの道の遊歩道に有ったと知ったのは・・つい最近の事(-"-)。

「藤と香りの道」の洒落たタイル、この遊歩道・・歩いた筈なんですけどね・・・(;_;)歩き足りなかったと思うしかない。

撮影日:2016年12月15日

 


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