68,498.0km
昨日中断した作業の続きで、まずはエンジンハンガーステーを取り付け、タコメーターケーブルはついでにワイヤーオイルを注入して軽く洗浄後組み付け。
左コイルとプラグコードの接続部のネジがバカになっていて、きっちり締め込めない。レスキューテープで応急的に処置。
カムシャフトオイルシール交換作業に伴いピックアップ、ローターも取り外したので、再度点火タイミングを合わせる。今回はタイミングライトを使用せず、ledインジケーターのみ利用した。
カムシャフトオイルシールが少し斜めに嵌っている様に見えて、若干気になる。とりあえずこのままにしておいて、オイルの漏れが無ければ良しとする。
携行缶のガソリンを少しタンクに戻し、セル&キックでエンジン始動しようとするも、かからず。
プラグを外して確認。カブらせてしまったようだ。
プラグをしばらく放置して乾かすことにする。
プラグ外しついでに、プラグホールから内部を確認。
ピストンヘッドはきれいな状態を保っている。
シリンダー壁に何か垂れたような跡があるが、なんだろうか。
プラグ組み付け前に、プラグコードに繋いでスパークを目視確認。
ちょっと弱めな感じもあるが、左右とも確実にスパークしているのを確かめた後組み付け。
再度エンジン始動を試みる。無事始動。アクセルの反応がやや鈍く感じる。エンジン冷間時はこんなものだったかもしれない。
アイドリング回転数が低い。冷間時ということも考慮し、900回転あたりにセット。
一旦エンジンを止め、ローターカバーを取り付け。
マフラーの水抜き穴から水が出ていた。燃焼がうまくいっているせいなら良いのだが。
右は透明な水、左は透明な水と黒い水両方。
十数キロ試走した感触は、
・出足は思いの外良くなった
・排気音がやや野太くなった(これは気のせいかも)
・トルク感が増した
・いつもの坂道を一段高いギヤで登れるようになった
・アイドリングは1,200回転でほぼ安定
と、かなりいいことずくめとなった。
今のところオイルの漏れも無い。
もう少し距離を乗ってみて確認したいと思う。