YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

キャブレター分解

2022年01月31日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
61,057.2km

昨日のアイドリング不調の原因としては、やはりキャブレターが一番あやしいかと思った。


いてもたってもおられず、月曜日早々、帰宅してからキャブを外す。


ある程度のところまでばらし、メインジェット以外の全ての穴をキャブクリーナーとバーツクリーナーとエアダスタースプレーで洗浄し確認。

かなり念入りに確認しても、明らかに不調の原因と思われるようなところはなかった。

特に左キャブのスロー系は入念に確認した。しかし、パイロットスクリュー用のエアーはどこから入るのかがわからない。とにかく、パイロットスクリューのポート?に、これでもかとキャブクリ&パーツクリーナーを吹き付け、それらが出てくる穴を確認することによりどことつながっているのかを推定。以前よりはCVキャブの理屈はわかった様な気がする。


前回キャブをバラした際、左キャブのパイロットジェットのネジスロット部分が潰れかけていたので、モノタロウで一個だけ買っておいたKITACOのパイロットジェット#17.5。今回の不調には何の影響も無いとは思うが、交換してみるかな?
オリジナルのジェットには横穴が開いていないが、KITACOのは開いている。

各部の動きを点検しつつ、ダイアフラムピストンのみ組み付けたところで、今日はタイムアップ。

アイドリング不調@柳生街道ツーリング

2022年01月30日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
テストランを兼ねて、奈良市内〜県道80号〜神野山〜柳生街道〜奈良市内と周り、約180km走った。

エンジンが暖まってからも、再始動時のかかりが良くない。
アイドリングは1,500回転になっているが、しばらくアイドリングを続けていると、部分的に失火した様に、急に500回転ほど落ち、アクセルをあおると持ち直すが、そのままにしているとだんだんと回転が落ち、エンストする。

エンジンを回している間は、ややパワー感がなく、回転数の頭打ち感があるような気はするが、走行には問題ない。

帰りしなにリザーブとなる。ガソリン6ℓを補給し、またENGINE DETERGENTを15cc添加。

パワー感がなかったりは、点火時期を早くしすぎたせいかなと思いつつ、帰着してすぐにプラグの焼けを確認。





あいかわらず左右の焼けは揃っていないが、まあそんなに悪くはないと思える。


またまた点火時期を確認。1mmほどずれてる(進角している)ようだ。この程度では影響もないだろうとは思いながら、一応きっちり合わせ直す。

あいかわらずエンジンのかかりは良くない。アクセルをある程度開けてやらないと、アイドリングが続かず、エンジンストールする。

点火時期の設定を誤っているのか、キャブのどっかが詰まったりしているのか、圧縮不足なのか、それらが複合して不調となっているのか?

何が悪いのかが推測できない。

エンジンオイル交換 左シリンダーの燃焼不良 8 終結

2022年01月29日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録

60,851km

ガソリン6補給時、Engine Detergent15cc添加。


20kmちょっとテストラン。冷間時からのエンジン始動はややかかりが悪い気がした。これだけ外気温が低いと、こんなもんかもしれない。

軽いワインディングも含め、なるべく色んな道路状況で、少し回転を上げ気味にして走行。

アクセルのツキは悪くない。少しパワー感というか、トルク感は少ない様な気がした。まあ、あんまりわかっていない。


60,872.8km



戻ってすぐ、エンジンオイルを抜いた。

1,000kmを超えたあたりから急激に汚れてきた様に思う。乗っている間はギアの入りもいいし、劣化した感じはなかったが、冬季の指定粘度オイルに交換することにする。


オイルをドレーンしている間にプラグの焼けを見てみる。



右はばっちり。



左は、まだややくすぶり気味にみえるものの、許容範囲ではないだろうか?


まだ左右の焼けは少し違うが、かなりいい感じ。少なくとも碍子はきれいに焼き切れている。



マグネット付きドレンボルト。マグネット部分を拭き取ってみるとまあまあ汚れていた。正常範囲内だろう。


例のMobilの激安オイル、Super 4Tを注入。粘度10w-30を使うのは初めて。


エンジン始動にて確認。空ぶかししかしていないが、レスポンスが良くなった感じがする。



アイドリングさせながら、パイロットスクリューを調整。

左は、いっぱいまで締め込んだら一番調子がいいようだ。ということは、スロー系が詰まり気味なのだろうか?


スロットルストップスクリューでアイドリング回転数を標準より少し高めの1,300回転あたりにセット。時々、アイドリングが不安定になるが、軽く空ぶかしするとまた安定する。高回転時は悪いところはないから、やはりスロー系のエアー通路かそのへんに何か問題があるのかもしれない。


とりあえず、まあまあ快調に走れる様にはなったので、しばらくこのままで様子を見ることにする。


左シリンダー燃焼不良 7

2022年01月28日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
明日テストランするつもりで、再びグリーンプラグを使うことにして、今つけているスタンダードプラグを外した。

左のプラグの外周電極が濡れている。臭いからしてガソリンっぽい。

プラグホールからシリンダー内を見た範囲では、乾いている様だ。

もうさっぱりわからなくなってきた。

プラグの本当の焼けは、1時間位走ってみないと判断できないという話もあるから、明日様子を見ながら1時間走ってみて確認しようと思う。


とりあえずグリーンプラグのギャップを再度きっちり0.7mmに合わせて取り付けた。でもまだあんまり使っていないのに、これもきれいな状態とは言い難い。ちょっとエンジンを回して乗ってみて、自浄作用できれいになってほしいところ。

あと、パイロットスクリューに関しては、恥ずかしながら大きな勘違いをしていた。

ネットで調べたところ、主に4ストのエンジンでキャブのバキュームピストンよりエンジン側に付いているスクリューは、締め込むと混合気が薄くなるのだった。今まで逆と思い込んでいた。つまり、締め込むと混合気が濃くなると思っていた。超基本的なところをわかっていなかった。

とはいえ、今回の燃焼不良は、パイロットスクリューの調整程度で解消されるとは思えないが、標準で2-3/4戻しのところ、左は2回転戻しと一応薄めにセットした。


A.S.H.のENGINE DETERGENT(ガソリン添加剤)が到着。


成分は「石油系溶剤」とだけ書かれている。


色はほぼ無色透明。臭いもさほどキツくはない。

明日ガソリン補給時に添加する予定。

A.S.H.(アッシュ)の添加剤

2022年01月26日 | パーツなど

ナプロもPrestoneもまだ使い切っていないのに発作的に注文してしまったA.S.H.のガソリン添加剤ENGINE DETERGENT


「燃料添加剤A.S.H. ENGINE DETERGENTはインテークマニホールド・インテークバルブ・燃焼室をクリーンにします。さらにインジェクターの目詰まりを防止し、霧化 ( 微粒化 ) 特性を向上させ、燃料噴射量を均一化することにより燃焼効率が向上します。」とのこと。


本日届いた。



よく見てみると、FM-zeroと書いている。

どうやら、間違えてオイル添加剤を送ってきたらしい。

交換してもらおうと思ったが、価格を調べてみると、FM-zeroの方がずっと高いので、こんど使ってみることにしストックする。評価も良いようだ。

しかし、容器の色が同じなので、危うくガソリンに添加してしまうところであった。


で、あらためてENGINE DETERGENTを別の店で発注。


A.S.H.のエンジンオイルPSEにはかなり前から興味がある。なんか、誠意あるモノ作りをやっていそうなイメージ。


エンジンオイルより先にオイル添加剤とガソリン添加剤を買うことになってしまった。


ENGINE DETERGENTはあんまり出回ってないみたいで、レビュー的なものもほとんど見当たらない。


左シリンダーの燃焼不良のため、プラグホールから見える範囲ではピストンヘッドも黒くなってしまってるから、おそらく燃焼室全体が黒くなっているだろうし、少しでもマシになるかと、使ってみることにした。


成分は一般的なPEAとかなんだろうか?A.S.H.なので、オリジナリティのある成分を使っているのではないかと少々期待している。