YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 和歌山キャンプツーリングとエンジンの調子

2023年11月26日 | ツーリング/キャンツー
冷え込み対策を万全(なつもり)にして、3年振りに煙樹海岸へ。

例によって映え写真はない(笑)

今回は思いのほか荷物が増えた。若干無理をして、積載はこの様になった。


お気に入りの和歌山県道13号と国道424号、初めて走る和歌山県道18号で有田市に出る。

熊野牛の肉を買っていこうと思っていた「肉の専門店 小堀」。行く前から閉業されたのは知っていた。一応確認のため寄ってみた。


JAありだ ファーマーズマーケットありだっこ」と「浜のうたせ」で食材を調達。

有田からは主に海沿いのルートで煙樹海岸キャンプ場に3時半頃到着。



太刀魚を炭火で塩焼きにした。肉厚でふっくらと焼き上がり、かなりうまい。


鯛の造り用の冊も買ったので、薄切りにしてしゃぶしゃぶ。

魚だけでかなり腹一杯になった。

地元高久酒造の「電球のお酒 てんきゅう」。


新しく導入したRabのエアマットのおかげか、5℃位まで冷え込んだが、普通に眠れた。

このキャンプ場はチェックアウト時間が特に決まっていないこともあり、結局3時半頃までまったり過ごしてから出発。


日の岬パーク(廃墟)に寄ってみた。
思った以上に絶景なところもあり楽しめた。




ガソリン補給時に、Loopパワーショット約50ccを添加。
ガソリンはほぼ満タンにして9ℓ入った。
走行距離は前回補給時から292.4kmだから、燃費は32.4km/ℓ。文句なしの数値で気分がいい。


夕暮れが迫ってきていたので、海南までほぼノンストップで戻る。

海南からは高野西街道〜阪井バイパス〜国道424号〜県道13号〜国道480号を一気に走り帰着。

特に帰り、走るにつれてエンジンの感触が良くなってきた。
4,500回転〜5,000回転パーシャルあたりで走っていると、非常にスムーズになっている様に感じる。ガシャガシャした感じが減っていて、以前に比べて躊躇なくエンジンの回転を上げられた。
何の効果だろう?
100ccだけ入れているスーパーZOIL?ここのところ添加し続けているLoopパワーショット?
この滑らかさはきっとZOILの効果が大部分を占めているのだろう。
以前にスーパーZOIL ecoを使った時には、全く効果が感じられなかったのは、燃調や点火系やらの基本的な調整ができていなかったせいかも。

とはいえ、ZOILの場合、「〇〇という成分が、こういう作用をする」という説明があまり明確でないだけに、いまだに疑心暗鬼な部分がある。「特殊有機化合物」って、具体的に何よ⁈熱や摩擦圧力が加わることによって金属表面の状態を変えられる有機化合物って?みたいな(笑)

ただ、おそらくZOILであろう効果が体感できたのは確か。LOOPパワーショットの特殊潤滑剤による効果も影響しているのかな。

あいかわらず、アイドリングはやや不安定。早くプランジャーを替えてみたい。


帰着後エンジンオイルの漏れをチェック。
左シリンダーヘッドフィンから、とうとう左シリンダーフィンにまで垂れてきている。

ローターカバー上面にも数滴垂れた跡がある。

今回の走行距離数2日で257.1km。

XS250 点火タイミング再調整

2023年11月24日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
68,221.1km

先日合わせた点火タイミング

XS250 点火タイミングが気になる - YAMAHA XS250 (4A8)

67,587.9kmどうにも気になって、夜中の住宅街でエンジンをかけては切り、かけては切りして点火タイミングの確認を始めてしまった。エンジンの始動性はやたらと良い。セルを...

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再びマニュアルを見返してみると、マニュアル通りTDCポジションでセットすると、進角カーブによるが、元々400〜1,000回転のレンジで2°〜8°程進角するようになっているらしい。


そうすると、LFポジションでセットしている今の点火タイミングは、相当早すぎる。

ということで、あらためてマニュアル通り点火タイミングのセッティングをしてみることにする。

カバーを開けて見てみると…
あれ?

この前LFマークとピックアップのNマークで合わせたと思っていたのに、マニュアル通りのLTマークとNマークになっていた。


何も触らずカバーを戻す。

燃料コックのダイアフラムの合わせ面からほんの少しガソリンが滲んでいるのを発見した。とりあえずビス4本を増し締め。YAMBITSで買ったコックのリペアキットをストックしてあるので、いつでも修理は可能だ。

オイル漏れとキャブレタープランジャーは、ツーリングから帰った後に対策することにする。

XS250 オイル漏れ

2023年11月19日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
テストランを兼ねて槙尾山方面へ。


20分も走るとこんなキレイなところがあった。


アイドリングはかなり安定した。但し、たまに回転が落ち、またすぐ元に戻ることがある。やっぱり、プランジャーに問題があるのかと。左シリンダーがまだほんの少しカブり気味で右シリンダーと比べて温まるのが遅いのも、これが原因だろう。

戻って、かなり以前から続いているオイル漏れをチェック。漏れが少し増えている感じ。数滴、床に落ちている位。走行中もほんのわずかずつ垂れているのだろう。原因は、やっぱりカムシャフトオイルシールからの漏れに違いなさそう。

スペアキャブから取り外して補修したプランジャーと交換するべく、プランジャーボディ(?)もスペアのものと交換しようと思い、メタルクリーンαで洗浄。


前回オイル交換時(XS250 オイル(Verity Bike4T)&プラグ交換)に少なめにオイルを入れていた。


念のためアッパーラインまで追加。

次の週末はキャンプツーリングを予定している。
それまでにプランジャーとカムシャフトオイルシールを交換するかどうか迷っている。
プランジャーの交換はキャブを取り外し、左右キャブを分離、組み直した後同調調整が必要。
カムシャフトオイルシール交換は、ヘッドカバーを開ける必要があり、点火タイミングも調整しないといけない。ヘッドカバーを外さずに交換する方法もあるのだが、精神衛生上ヘッドカバーを外して、きっちり作業したい。
それなりに手間がかかるため、次の週末までにやるか、決して調子が悪いわけではないから、後日にするか。

…今週中に、仕事から帰宅後やっちゃうかもな。