YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 雨中キャンツー強行 2日目

2024年07月14日 | ツーリング/キャンツー
朝7時位に、自然に目を覚ました。
昨晩は電灯をつけっぱなしのまま寝落ちていたようだ。

雨はあいかわらず降ったり止んだり。瀬戸大橋を渡り、今晩は宍粟市のキャンプ場泊の予定だったが、明日の予報も雨なのでどうするか迷う。


缶コーヒーとクリームパンの朝食。


テントサイトのすぐ脇を流れる川まで降りてみた。天気が良ければサイコーなところなんだがなぁ。


今回はリッパな体格のカナヘビに遭遇。


雨のせいか若干水が濁っている。


さすがに3日間とも雨となると萎える。
ぐしょぐしょに濡れたテントを再び広げるのも気分が良くない。
ということで、「勇気ある撤退」をすることに決定(笑)

県道39号線〜国道438号線で「道の駅ことなみ」へ。

レストランでとろろそばを食べた。
うどん位の太さのあるそばだが、これはこれでうまい。祖谷そばに近い感じなのかな?


道の駅ことなみ内には温泉も併設されていた。平賀源内が絶賛した湯だそうな。また機会があれば行ってみたい。


あとは一気に国道438号線〜県道12号線〜国道192号線〜国道318号線を走り、徳島市に入ったところで、ガソリンがリザーブとなる。

ガソリン10ℓ補給と同時に、1回目のSOD-1 fuel Gを30cc添加。


2時過ぎには徳島港着。次の便まで2時間以上ある。

帰りはボロい方の船、「フェリーかつらぎ」。なかなか味がある(笑)


和歌山港で下船してから一気に「道の駅くしがきの里」まで走る。


和歌山港から雨は全く降ることなく帰着。

なんだか今回のキャンツーは残念な感じだったな。

本日の走行距離は142km。

今回の総走行距離314.7km。

XS250 雨中キャンツー強行 1日目

2024年07月13日 | ツーリング/キャンツー
今回の主な目的は、XS250で瀬戸大橋を渡ることだ。

和歌山からフェリーで徳島に渡り、香川県のキャンプ場で一泊、翌日瀬戸大橋を渡って、兵庫県内のキャンプ場でもう一泊し、戻ってくるルート。

暑さ対策として、今回はアルミ蒸着マットと新しいクーラーバッグ(AOクーラー)を導入。結果、かなり高さのある積載になってしまった。


何としても10:35発のフェリーに乗るため、自分にしては珍しく早めに出発。

乗船券を購入し、乗船まで30分ほどあるので、フェリーターミナルの食堂で朝から肉うどんを食べた。これから「うどん県」へ行くというのに(笑)


フェリーは時間通りに出航。


甲板から海を見ていると、イルカの群れと遭遇!すかさずスマホを取り出しカメラを向けたが、残念ながら撮れていなかった。


徳島港について走り出した途端に雨が降ってきた。にわか雨であることを期待してしばらくカッパを着ずに走っていたが、本降りとなった。あきらめて徳島の街中でバイクを停め、雨具一式を着る。

以前からチェックしていた「コインスナック御所」に立ち寄り。昭和館満載。


昔、ちょくちょく食べてたなあ。



JA夢市場で今晩の食材探し。


ちょこちょこと食材を買い、時間を確認すると、もう3時になろうとしているではないか。このペースだと5時までにキャンプ場に着けるかわからない。他立ち寄る予定だったところを全てパスして、キャンプ場へ直行することに。

雨の止み間では蒸れと暑さに耐えかねて雨具を脱ぐが、またすぐ雨が降ってきて雨具を着る、の繰り返し。

「道の駅しおのえ」でちょっと休憩した以外は、ノンストップでキャンプ場に向かった。

キャンプ場まであと7kmほどのところで土砂降りとなり、5時ギリギリに、ずぶぬれでキャンプ場着。

テントサイトは自分以外は全てキャンセルしたとのこと。貸し切り状態。


雨の止み間にすかさず設営。


酒を買いそびれたので、再びキャンプ場を出て、往復40分かけて酒を買い出しに行く。


まずはビールを。


今日はJA夢市場でしか食材を調達できていない。


そのままでも食べれるけど、なんとなく味気ないのでフライパンで軽く焼き、醤油をつけてみた。


あとはカレーしかない。


持参した米を炊いて、温めたカレーをかけただけ。2本目のタコハイとともに食す。


AOクーラーの効果は絶大。朝入れてきた氷が、10時間後も充分残っている。冷たい焼酎の水割りと、その後はロックで飲む。


へべれけになって、知らない間に寝落ちた。

本日の走行距離172.7km。

XS250 キャンツーとエンジンの調子

2024年06月16日 | ツーリング/キャンツー
セルフ再生キャブ(左)が本当に問題か気になりつつ、その確認も兼ねて、いつものキャンプ場へ。

XS250 高回転走行後エンストの原因は? - YAMAHA XS250 (4A8)

2024.06.10.症状としては前回書いた通り、一定の距離を走り、特に高回転で走った後停車すると、アイドリングに戻らずガス欠の様な感じでエンストする。再度エンジンをかける...

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今回はキャブ(エンジンの調子)に不安が残るため、万一のトラブルを考慮して、阪神高速を使わないルートを選択。

しかし、堺市内〜大阪市内〜川西市に抜けるまでほぼ渋滞。エンジンの調子は、走り始めから20km位までは安定していたが、その後は赤信号や渋滞でアイドリングになる度に、『1,500回転位でしばらく安定〜しばらくアイドリングを続けていると、1,200回転位まで落ちしばらく安定〜さらにアイドリングを続けていると、1,000回転以下で何とかアイドリング状態』で、そのままだとエンストしそうになるため、少し空ぶかししつつ信号が変わるのを待つ、を繰り返す。
走行中は吹け上がりも問題なく、エンジンの回転に途切れもない。

川西市でようやく渋滞から抜け出した時には、油温は114℃を超えていた。


渋滞を抜け、通常走行状態になると、油温は100℃位で安定。
すると、今度はアイドリング時2,000回転位で維持状態となる。アイドルアジャストスクリューでとりあえず1,500回転位にセットする。
その後油温は100℃前後で安定。アイドリングも1,500回転のまま。どうやら異常燃焼(2次エアーの流入)の心配はなさそうだ。

そのままキャンプ場着。本日の走行距離122.8km。



イモリ達は健在。ていうか、うじゃうじゃいてる(笑)


夜はアマガエルたちが一生懸命鳴いていました(笑)


昼間は真夏日となったが、夜はすごく過ごしやすかった。

翌日はいつもより早めに出発し、行きと同じルートで戻る。


エンジン冷間時からの始動性が悪い。昨日の出発時もそうだった。この暑さでもエンジン冷間時からの始動はチョークレバーをオンにしないとかからないのは、かえって正常ということなのかな?

一旦始動してしまうと、至って快調に感じる。アイドリングも、昨日の後半と同じく1,500回転位で安定。

ちょうど30km位、主にほとんど信号の無い山道を走り、信号で停車した際に油温をチェック。97℃。道路に出ていた外気温は32℃だった。外気温がそこまで上がっても、通常走行では一般的なオペレーション温度を保てているということだ。


ちょうど50kmまでノンストップで走り、一瞬休憩。油温は98℃と100℃以下を維持できている。5分も休憩していないが、油温は80℃台まで下がった。
あと、ここのところ感じることがなかった、振動による手のしびれがあった。プラグの交換により、燃焼の爆発力が上がったせいかな?と都合よく考える。




川西から尼崎までは、行きと同じく渋滞。信号1つ毎に赤信号になる感じ。油温は117℃位まで上がった。停車してエンジンを休ませようかと思ったが、アイドリングが不安定にもならず、ノッキング音も出ていなさそうだったので、そのまま走行を続ける。ただし、加速のパワー感は多少落ちている気がした。行きの渋滞中の不調は、もしかしてオーバーヒートの症状だったのだろうか⁈

国道43号線に入ってからは、多少流れだした。とはいえ、1分2分走っては信号にひっかかるという状況。油温は110℃位を維持。

堺市まで戻ったところで休憩。コンビニでアイスコーヒーを飲んでいる間に、油温は80℃位まで下がっていた。

しかし、一旦熱を持ったエンジンは、通常走行であっても走行風ではなかなか冷却まではできないらしく、110℃位を保ったままとなっていた。

帰着。本日の走行距離は119.4km。


プラグの焼けでは、エンジンの調子を確認することはできないという説もあるみたいだが、個人的には、少なくとも燃焼室内の状態を推測するための材料の一つにはなると思っている。

戻ってすぐ、熱々のプラグを外しチェック。








焼け色を見る限り、申し分無しと思われる。

正直、行きの不調があるため、セルフ再生の左キャブの調子はまだ気になっているが、まずは落着としよう。

XS250 川湯温泉キャンツーと走行中気になったところ

2024年05月20日 | ツーリング/キャンツー
前日に思い立ち、川湯温泉へ行くことにする。

2024年5月18日

いつもより少々早めに出発。といっても9時半頃なのだが。


府道61号線~外環状~国道371号~農道?で五條まで出る。

アイドリング中、ガス欠の様な症状が出て1回エンスト。リザーブに切り替えるには早いよな、と思いつつ、とりあえずリザーブに切り替え、ガソリン補給しておくことにする。

トリップメーターで525km位。前回徳島で給油したとき294.4kmだったので、230km程しか走っていない。案の定、7リットル程補給したら満タンになった。先程のエンストは何だったのだろう?給油時elfのComplete engine creanerを50cc添加。

10年振り?15年振り?位に谷瀬の「風庵」で蕎麦を食す。やっぱりうまい。



今回は自分的には走行距離数にゆとりがあり、国道168号線も流れがよく、天気も申し分なく、気持ちよく走り、十津川の道の駅に到着。

道の駅の裏の川。


国道168号線沿いに現れる立派な滝「十二滝」。思わず停車して写真を撮った。


目当てにしていた道の駅「熊野古道 ほんぐう」着。想像していたより小規模だった。

裏手から見る熊野川は雄大。


こちらもチェックしていた「八屋」さん。熊野牛をゲット。マグロカツも購入。


4時頃には田辺川湯キャンプ場に到着。



風呂は、川湯温泉公衆浴場と迷ったが、「わたらせ温泉 大露天風呂」へ。


テントを張った場所のすぐ後ろ位から🐸の鳴き声が。
アマガエルを発見!絵に描いたようなきれいな顔(笑)


図鑑みたいな画。

まずは地ビール(?)「熊野古道麦酒」をいただく。独特のフレーバーな感じがする。


熊野牛の焼肉。思ったより歯ごたえがあった。


地酒(らしい)「黒牛」。「太平洋」とどちらにしようか迷った。
甘口でうまかった。


夜中から雨が降り出した。昼位まではもってくれると思っていたのだが、当てが外れ、けっこう激しい降りになった。

2024年5月19日

本降りが続いた割に濁ることもなく、きれいな青色の水。


10時半頃まで粘ったが雨が止む様子がなく、またしても雨の中撤収し、カッパを着て出発。


帰りも十津川と大塔の道の駅で少し休憩し、帰着。

走行中は非常に気持ちが良い。出足は若干ながら重く感じる。

特に時速50~60キロあたりでの巡航がすごく気持ち良く、250ccながら一応「クルーザー」という位置付けなのはうなずける。

帰りも一回だけ、アイドリング中にガス欠の様な症状でエンスト。走行中はまったくもって快調なのだが。

今回の総走行距離263.4km。


今回も雨中走行したので、早速各部を清掃し、リアショックにはAbso-friend、フロントフォークインナーチューブにはシリコンスプレー、チェーンにはCPO-rを注油。

プラグの焼けは変わらず。右プラグの中心電極の白い部分が赤茶色になっているのは、elfの添加剤を入れだしてからなので、その影響ではないかと思う。
やはり左が濃い症状。まあ上等といえば上等だが、もうちょっと詰めてみたいところ。



ブレーキレバーを握ると、わずかにキコキコ音が出る。
レバーを外して軽く洗浄後グリスを塗布して組み直し。


XS250 徳島ツーリング

2024年05月05日 | ツーリング/キャンツー
今年のゴールデンウィークは、直前までツーリングの予定を立てていなかった。
昨今のキャンプブームで、直前となるとどこも空きはなく、ようやく取れたのが徳島県の「せせらぎの里オートキャンプ場」。
結果的には、予約も有って無い様なものだったのだが(笑)

5月4日

9時半頃出発。


四国に上陸するルートとして、今回は和歌山港から南海フェリーではなく、淡路島経由で行くことにする。

堺ICから若宮ICまで阪神高速を利用。


湊町PAで休憩時油温を確認すると84℃位。


想定通り、阪神高速神戸線の京橋PA手前あたりから渋滞。油温が上昇を始め、あっという間に100℃になる。
若宮ICから垂水ICまでは下道を通るが、垂水ICの入口手前からすでに渋滞。しかし明石海峡大橋以外に淡路島に渡る方法は無い。
XSで明石海峡大橋を渡るのはこれが初めて。ずっとノロノロ運転が続き、油温は最高110℃を超えるところまで上がった。

淡路ICで高速を降り、淡路サンセットラインへ。
天気も最高に良く、快調に走る。

五色浜近くまでほぼ止まることなく走り、時間を確認すると2時を過ぎていた。渋滞でかなり時間を食った。キャンプ場到着はかなり遅くなりそう。


淡路南ICから大鳴門橋を渡り、鳴門ICで降りる。

以前Googleマップで見つけて気になっていた「龍宮の磯」に寄ってみた。
かなり広い砂浜が広がっていた。


その後はノンストップで「道の駅いたの」へ。時間的に他に寄っている時間は無くなっているため、ここで食材を調達。昨年のゴールデンウィークにもここに寄ったが、なかなか豊富な品揃えだ。


5時過ぎにようやくキャンプ場に到着。
思った通り、昭和感の残るキャンプ場。
電話で予約した(つもり)の時に、自分から言わなければ名前さえ聞かれなかったのはやはりこういうことだったのかと現地に着いて納得。早い者勝ちでテントを張って、あとで集金に来るので1人500円の利用料を払うだけという、まことにシンプルなシステムで、そもそも予約を受け付けてはいなかったらしい(笑)


当然良さげな場所は取られていて、ほぼ駐車スペースと思われるところにテントを張ることとなった。


昭和チックなキャンプ場のため、トイレは「ぼっとん」で、水場からの排水もその場で垂れ流しであった。洗い物はできるだけ避け、食器拭き取り用のウェットティッシュで拭くようにした。

道の駅いたので買った阿波尾鶏と野菜を焼き、酒を飲み、いい気分で爆睡。

5月5日

朝は玉ねぎのコンソメスープ、パン、野菜炒めとコーヒー。

近くを散策。なかなかいい景観ではないか?


猪の足跡?


なんていう花かな?


夜はカジカガエルの大合唱だったが、これはカジカガエルのおたまじゃくしかな?


昼は、徳島製粉の「欽ちゃんラーメン(インスタントラーメン)」に残りの野菜を炒めたのを入れて食べた。

結局3時頃までゆっくりして、ようやく出発。

トリップメーター277km程でリザーブに切り替え。前回ちょうど10ℓ補給したから、燃費は27.7km/ℓか。あんまり良くないな。

徳島市内のガソリンスタンドで補給。11.4ℓ。


ここから帰りもほぼ同じルート。ただし淡路サンセットラインではちょこちょこ停まってみた。
…のに、写真を撮り忘れてばっかりで、ほとんどない(笑)

かろうじて慶野松原の写真。慶野松原っぽさがあまり感じられない(笑)


淡路サンセットラインは渋滞もほとんどなく、気分良く走り、「道の駅あわじ」でしばし休憩の後、大渋滞の明石海峡大橋へ。

垂水ICで降りた後、帰りは阪神高速を使わず、国道2号、国道43号を経由。
ガソリン補給時2回目の投入をしたelfの「コンプリートエンジンクリーナー(燃料添加剤)」の効果か、それともMotulの5100(エンジンオイル)の相性が良いのか、行きよりエンジンのフィーリングが良くなっている。なんだかすごくスムーズで、パワー感も出ている。

帰着まであと少しのところで走行距離7万キロ到達。


無事帰着。


今回の走行距離462.5km。自分としてはまあまあよく走ったな。