YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

プラグキャップ交換、試走

2023年03月28日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
65,665.8km


2個で約1,000円のプラグキャップを購入。


新旧プラグキャップ。
見た目では旧プラグキャップも全然問題なさそうなのだが。

プラグコードの先端を5mm位切り詰めてから取り付け。

新プラグキャップはターミナルナット適応となる。プラグにターミナルナットを取り付け。

エンジン始動すると、アイドリングがかなり安定している。

試走してみたら、出足から力強さが全く別物のようになって驚いた。
先日のエンストで、プラグキャップが問題なのかも、とようやく気付いたわけだが、晴れている時でもかなりリークしていたため、弱い火花でギリギリ点火している状態だったのだろう。

ここのところ調子が今ひとつと感じていた原因はこれに違いない。
キャブの同調とかより先にやるべきことに気付いていなかったのが情けない。

3km程試走し、戻ってきてすぐプラグの焼けをチェック。


一昨日外してみたときあれだけ煤が付いていたのに、たった3km走っただけで良い焼けに近づいている。
あえて残りのカーボンを取り除かずに取り付ける。またしばらく走ってからプラグの焼けをチェックすることにする。

XS250、またしても走行不能に

2023年03月26日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録


翌日雨なのを承知で、いつものルートで、いつものお気に入りキャンプ場へ。



いつもの「いづつや」で肉を購入。ご奉仕品で「味付和牛薄切り焼肉」というのが出ていたので今回はこれにしてみる。

なるべく写真を撮るようにしようと思っていたのに、やっぱり撮るのを忘れてしまう。とりあえず「味付和牛薄切り焼肉」は自分的に大当たりであった。味付なので、炭をおこして、あとは焼くだけで、間違いない美味さ。

晩御飯を食べて焼酎のお湯割りを5杯程飲むまでは天気がもってくれた。
テントに入り、うつらうつらし始めた頃から雨が降り出した。まあ、予定通りといえば予定通り。

雨は一晩中降ったり止んだりで、夜が明けても降り続いた。こんな天気にキャンプに来る物好きな人などそうはいないのは当然で、貸し切り状態。管理人さんが来て、「雨で撤収は時間がかかりそうなので、3時頃までいさせてもらっていいですか?」と聞いたら、「どうぞどうぞゆっくりしていって」と言っていただけた。

夕方まで雨は上がりそうにないため、午後2時半位に撤収を完了させ、意を決して出発。

65,665.8km
雨の中国道27号線(下山バイパス)を調子よく走っていたのだが、突然ガス欠の様な症状でエンジンが吹けなくなった。いくらなんでも、まだリザーブに切り替えるほどガスが減っているわけはないのだが、と思いつつ、コックをリザーブに切り替えるも、エンジン回転は戻らずエンスト。PRIに切り替えても変わらず。

何度かエンジン始動を試みる。一旦かかるのだが、スロットルを少し開けても回転がついてこず、ひっかかりがあり、しばらくするとエンスト。
これは点火系かも、と思いつつ、そういえば一昨日の夜、キャブの同調スクリューをちょこっとイジったが、そのせいか?とも考える。
いやしかし、同調をちょこっと変えただけでこんなことにはならないはずと思いなおす。
キャブのジェットがどこか詰まったか?コイルは新品に変えて間もないが、海外製なので品質に問題があったのか?

いずれにしても、まわりに雨宿りできそうなところもなく、雨ざらしの状態でできることは限られている。

自走で戻るのはあきらめ、任意保険のロードサービスに電話。
11月に利用したばかりなのに申し訳ないというか、なさけない。


どうもありがとうございます💦


自腹であれば、なんと78,840円かかるところだった。

帰宅して作業小屋に入れてから、再度エンジンをかけてみたところ、すんなり始動。アイドリングはやや安定しない。バキュームゲージをセットせず、アイドリングの安定するところを探しながら、少しずつ同調スクリューを回してセッティング(?)。

今回のエンストの原因を色々と推測してみたところ、結果としては、プラグキャップからのリークが一番あやしいのではないかと思う。
点火系ということはほぼ間違いないとみて、イグナイター、イグニッションコイル、バッテリーは新品にして間がない。プラグコードも新品にしてまだ2年程しか経っていない。
となると、残るはプラグキャップしか考えられない。

思えば、今のプラグキャップはいつ換えたものだろうか?
プラグコードを換えるのはもったいないので、プラグキャップのみ早速発注。
在庫がないらしく、届くのには時間がかかりそう。

いずれにせよ、原因が本当にプラグキャップからのリークであったのか確かめるには、交換後雨の中を走ってみなければ検証できないことになるな。

XS250 スターターリレー

2023年03月05日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
65,375.0km

一週間充電器に繋ぎっぱなしにしていたバッテリーを取り付け、久しぶりにエンジンを始動しようとセルボタンを押すが、インジケーターランプやニュートラルランプが暗くなるだけで、うんともすんとも言わない。

キックでは一発でエンジン始動。

どうやらスターターリレーかイカれたらしい。


昔リレー交換時に取り外した純正の日立製リレーがあることを思い出し、それに戻してみたら、一発で始動した。


取り外した社外品のリレー。いつ頃、どこで買ったか全く覚えていない。


ちょっと気になっていた、キャブのフロートチャンバー取付ネジ部のチェックのため、キャブレターを取り外す。


合計8本のうち、1本だけ長さが違う。
ネジ穴はスレッドインサートで修復しているのだが、修復したネジ溝部が短いせいか、通常の長さでは届かないらしく、締め付けられないためのようだ。
キャブレター屋に再生を頼んだのに、なんかいい加減なことしてるなーと思った。
フロートチャンバーを開けたついでに、フロートレベルも再度確認してから組み直した。


ダイアフラムをチェックし、各穴もエアーを吹いて通気確認。


バタフライバルブの上部穴付近がけっこう黒く汚れている。


キャブテックを少量吹きつけてからキャブレターを組み付け。

3km程試走したところ、悪くない感じ。

もう少し走ってみてから、プラグの焼け等をチェックする。