YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

ブローバイガス

2022年07月31日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
63,492.0km

5月14日に圧縮圧力が低かったのが気になっていたので、エアクリーナーボックスの内側をのぞいてみた。

作業前の写真を撮るのを忘れていたが、エアクリーナーボックス内部の下側全体にオイルが付いていた。

圧縮圧力が低い原因は、一昨年復活させるまで長期間エンジンを始動しておらず、シリンダー上部に錆が発生している状態でエンジンを始動したことにより、ピストンリングが傷つき、クランクケースへの吹き抜けが多く発生しているためと推測している。
結果、多くのブローバイガスが発生し、オイルミスト分がエアクリーナーボックス下部に溜まってしまったのではないだろうか?

根本的に直すには、少なくともシリンダーの錆取りとピストンリングの交換が必要となる。


エアクリーナーボックスから見える範囲では、キャブはそこそこきれい。


ペーパーウエスを突っ込んで、ピンセットでエアクリーナーボックス下部のオイル分をできる限り拭き取る。

隅っこにオイルにまみれたチリのような汚れが見られた。


エアーで吹き飛ばし、隙間から出して拭き取る。


ここまで取り除けた。
本来はエアクリーナーボックスを取り外して水洗いするべきだが、取り外しはかなり面倒。

ピストンリング交換となると、腰上を分解することになる。そこまで開けるなら、合わせて色々やりたいことがあるため、乗れない期間が長くなると思われる。

今シーズンはこのまま乗り切ることにする。

丹波方面キャンツー

2022年07月24日 | ツーリング/キャンツー
63,194.7km〜63,492.0km

7月23〜24日でキャンプツーリング。

あいもかわらず、いいところで愛車の写真を撮ることはなかった💦
どうも止まるのが面倒になってしまうもので。

ここのところ北方面に行く際には阪神高速を利用している。今回も堺インターから川西木部第二インターまで、阪神高速を利用し、大阪市内の混雑を回避。
コイツも、少しはまともに高速道路を走れるようになったんやなぁと感慨深い思いがする(笑)


湊町PAでちょっと休憩。

三田あたりは、ちょっと変わった道を通っていこうと思うと、大概迷う。今回もかなり遠回りすることとなった。でもそれが楽しかったりする。


キャンプ場に着き、散策していると、今回もカエルに会えた(笑)


薬師温泉ぬくもりの里まで風呂に入りに行き、丹波黒豆ビールがあったので購入、キャンプ場に戻り、途中で買ってきた中元かしわ店の鶏の生串を備長炭で焼いて食べる。至福。

翌朝。キャンプ場でもうちょっとダラダラしたかったが、アウトが10:00となっているので仕方なく出発する(笑)

丹波篠山に寄り、猪名川方面回りで帰ることにした。

まずは目星をつけていた蕎麦屋さん、夛左ヱ門さんへ。なかなか分かりづらいところにある。久しぶりに本格的で美味い蕎麦を食べた。




近くにあった丹波並木道中央公園に立ち寄り。
何気なく行ってみたが、なかなかいいところ。昔の豪農の家を移築していて、中も自由に入れたりする。
何より人が少ないのが気に入った(笑)

あとは道の駅いながわにちょっと寄り、その後はほぼストレートに帰着。

気が付いてみると、300km弱の走行距離となった。

Sunocoのオイル(Red Fox)は、レスポンスがやや重いものの、エンジンが保護されている感がある。高温になってくると、ギアの入りが悪くなるみたいで、ちょいちょいギア抜けがあった。まあでもコスパの高いオイルだと思う。

ヘッドライトHi-Lo切り替えスイッチ修理

2022年07月18日 | ツーリング/キャンツー
63,194.7km


以前プラリペアで補修しようとしてうまくいかず、樹脂ヘラから切り出した部品で補修して使っていたヘッドライトのHi-Lo切り替えスイッチが樹脂の為しなるせいでグラグラして不安感がある。

スペアのスイッチ部品をプラリペアで再度補修。

今回も、前と同様に何度か失敗したが、プラリペアの使い方のコツが少しわかってきた。

プラリペアを多めに盛って、完全硬化するまで充分に時間を置き、ドリルで穴を空けた後ヤスリで整形。


強度的には大丈夫そう。


取り替え完了。


Sunoco Red Foxエンジンオイル所感

2022年07月15日 | パーツなど
オイル交換後13日目の今日、ようやく24kmテストラン。

鈍感なのか、いつもながらプラシーボレベルでしか違いを感じられない。

アイドリング〜発進時は特に違いを感じられず。
中速からの加速時は、若干トルク感が増している気がする。エンジンのガシャガシャした感じが軽減され、質感があり、以前に比べるとシルキーな回転。
巡航速度での感じは、やはりシルキーで良くなった。
5,000rpm以上で回す時は、若干回転が重いかも。
粘度15w-50のため、高温時の保護性はまあまあ期待できそう。

エンジンオイル交換

2022年07月02日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
63,110.0km


まだ7月に入ったばかりなのに、連日真夏日が続いているので、高気温対応として15w-50のオイルに交換する。


まだ1,200km程しか走っていない。ちょっともったいない。とはいえ、けっこう黒くなっている。洗浄分散性が良いということかな。


今回は銅ガスケットにする。


オイルは、先日買っておいたコレ。あんまりレビューは見当たらない。

Sunocoのオイルを一度使ってみたいと思っていたのと、エステルブレンドの化学合成油、粘度15w-50で、価格が割と安いと思えたのが今回これを選んだ理由。
あとでわかったのだが、Sunocoブランドで、日本サン石油というところが国内生産しているとのこと。


オイル注入口から中を覗いて、エンジン内部をチェック。見える範囲では、極めてきれいな状態。


ドレンプラグを規定トルクで締め付けた後、新しいオイルを注入。


今回はオイルフィルターは交換せず。規定量の2,000ccを入れて、しばらくアイドリングし、オイルレベル窓でチェックして完了。

まだアイドリングと空ぶかししかしていないが、エンジンのガシャガシャした感じが幾分かマイルドになった気がする。

ただ、この前交換したコイルのせいか、所々点火が間引きされている感じがする。今度テストランしてみて、場合によってはまたコイルを戻してみるかもしれない。