YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

テストラン

2023年12月24日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
68,478.2km

キャブレター取り付け、始動確認。
エンジンは一発始動。スロットルレスポンスがすごく良くなった。
ただし、左シリンダーより右シリンダーが暖まるのが早いのはあいかわらず。

テストラン20km。
キャブプランジャーを補修したことで適正な混合気に近づいたおかげか、本来の馬力が出せている。以前に比べて、スロットル開度に対してリニアにパワーが出ている感じ。
アイドリングもかなり安定している。
当然、加速もスムーズ。というか、コーナリング時などで以前の感覚のまま不用意にスロットルを開けると、想定よりオーバースピードとなって、ちょっと焦るほど。
あんな小さなパーツの先端一つでこれほど変化するとは、今更ながらキャブレターの重要さを認識した。

コメントで教えてくれたmaさま、ありがとうございました。


68,498.0km

戻ってきてすぐ、アイドリング回転数調整。
キャブの同調調整は後日にする。

パイロットスクリューをいじってみた。
右は標準戻し回転数である2と3/4±1/2の範囲内て安定。
左はあいかわらず、目一杯締め込むと回転数が最も高くなる。

試しに、スペアのパイロットスクリューを洗浄し、さらにフェルトバフで軽く磨いてから、左キャブのパイロットスクリューと交換してみた。

やっぱり変化なし。
となると、左キャブのその他のジェット類との兼ね合いということかと思われる。正解がわからない。

右キャブのパイロットスクリューをいっぱいまで締め込むと、エンストする。これが正常。左キャブは、規定戻し回転数にセットすると、エンスト寸前まで回転数が下がる。これは何を意味しているんだろうか。
この症状も、プランジャー補修でおさまることを期待していたのだが、甘かった(笑)

ともあれ、プランジャーの補修により格段に調子が良くなったので非常に満足している。

エンジンのオイル漏れは少し多くなっている。といっても、5滴10滴が床に落ちている程度。できれば年末年始の休みの間に直そう。