今日は、朝早くから家内と渋谷に出掛けました。
観世能楽堂前で笛の仲間のnさんと落ち合い、1日、能見物をしました。
演目は、「盛久」、「二人静」、「野守」でしたが、私のお目当ては「二人静」でした。
3月24日の発表会で「さくらに寄す」を吹かせて貰おうと思っているので、曲のイメージ作りの為です。
吉野山の近くの話で、霊がのりうった菜摘女と静御前の霊とがシンクロナイズして踊る姿と共にその時に吹かれた笛の感じをじっくりと味わいました。
なんとか、「さくらに寄す」に生かしたいと思いました。
「野守」の最後の鬼神の舞も迫力が有って良かったです。
ただ、折角大枚をはたいてチケットを予約して買っただろうに、殆どクー、クー寝ている人がいました。
それでも良く見ていると、終わりの拍手は皆と一緒にしていました。
不思議ですね。