笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

俳句の「詠み」と「読み」のポイント

2022-02-08 13:31:53 | 日記
俳人協会の第5回新鋭俳句賞に、栃木馬酔木会の伊藤幹哲さん(33歳、弁護士)の「落葉松霧氷」が選ばれた。

新鋭俳句賞は、50歳未満の俳人が対象で、未発表の30句を応募する。

同郷、若さ、現役弁護士ということで、大変嬉しく、これからの活躍に期待したい。

俳句文学館紙に掲載された句は、水原秋桜子系らしい叙情溢れる作品ばかりです。

中でも、私が素晴らしいと思った作品は、次の三句です。

立春や杉の根方に射すひかり

マフラーに朝日の匂ひふくらみぬ

銀環を背負ふ落葉松霧氷かな

俳句文学館紙には、予選通過の16人を対象にした選考過程の模様が、選者一人ひとりの発言のやり取りで掲載されており、大変勉強になります。

印象に残った次の言葉は、俳句を「詠む」にも、「読む」にも大変参考になります。

★詩情
★自然への畏敬
★新しみ
★発見
★挑戦心
★土俗性
★構成
★体験
★格調
★品位
★写生
★観察
★素材
★テーマ性
★リズム(調べ)
★語順
★感覚
★個性(作者の顔)
★物語性
★生活実感
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私は、千葉県東金市出身の落語家、柳家吉綠さんを応援しています。

http://ja.Wikipedia.org/wiki/柳家吉綠
コメント
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