
先日、甲府に遠征してきました。
日本生命・甲府支社主催の生前贈与対策のセミナー講師を
務めるためです。
50名ほどの方に参加頂きました。

▼美田を子孫に残すな
かの西郷隆盛の名言です。
生前贈与対策を練るには、単に節税や争族のことを考える
だけではいけません。

大切なのは、財産を渡した子供がこれから真に豊かな人生を
歩むことです。

子供や孫に金融資産をすぐに渡してしまうと、たちまちのうち
に消費してしまう恐れがあります。
人間だれしも手元にお金があると使いたくなるもの…

自分で汗水流して働いたお金で、自分へのご褒美のために
たまに贅沢をして浪費する。
これは必ずしも悪いことではありません。
自分へのご褒美を励みに仕事を頑張れるというのもあります。
また「良いホテルに泊まって、美味しい料理を食べよう!」
ということでお金を払うと、せいぜい6~7万円。
そうすると「6万円でこれだけのことができるのか!」
と感情がお金にひもつき、真の金銭感覚が身につくという面
もあります。

日経新聞の本社モニター調査によれば、
▼継ぐ人が相続財産についてどう感じるか?
の質問に対する回答として、
★自分や家族の将来を考えると、あればありがたい
★相続財産がないと苦しい
などと合わせると、7割近い人が相続財産に期待を寄せている
そうです。
しかし、親からの生前贈与で目先すぐに多額のお金を手にして
しまうと、金銭感覚が狂ってしまう恐れがあります。

だからといって、財産を子供に残すべきではないということ
ではありません。
デフレ不況の中で所得が伸び悩む中、現役世代にも老後不安が
増しています。
ですから、親世代が子供の将来を案じるがあまり、今まで築いて
きた資産を渡してあげたいという親心は当然でしょう。

そういうことも考えながら、「財産の渡し方」にはひと工夫が
必要なのです。
このお話は次回に続きます。
日本生命・甲府支社主催の生前贈与対策のセミナー講師を
務めるためです。
50名ほどの方に参加頂きました。

▼美田を子孫に残すな
かの西郷隆盛の名言です。
生前贈与対策を練るには、単に節税や争族のことを考える
だけではいけません。

大切なのは、財産を渡した子供がこれから真に豊かな人生を
歩むことです。

子供や孫に金融資産をすぐに渡してしまうと、たちまちのうち
に消費してしまう恐れがあります。
人間だれしも手元にお金があると使いたくなるもの…

自分で汗水流して働いたお金で、自分へのご褒美のために
たまに贅沢をして浪費する。
これは必ずしも悪いことではありません。
自分へのご褒美を励みに仕事を頑張れるというのもあります。
また「良いホテルに泊まって、美味しい料理を食べよう!」
ということでお金を払うと、せいぜい6~7万円。
そうすると「6万円でこれだけのことができるのか!」
と感情がお金にひもつき、真の金銭感覚が身につくという面
もあります。

日経新聞の本社モニター調査によれば、
▼継ぐ人が相続財産についてどう感じるか?
の質問に対する回答として、
★自分や家族の将来を考えると、あればありがたい
★相続財産がないと苦しい
などと合わせると、7割近い人が相続財産に期待を寄せている
そうです。
しかし、親からの生前贈与で目先すぐに多額のお金を手にして
しまうと、金銭感覚が狂ってしまう恐れがあります。

だからといって、財産を子供に残すべきではないということ
ではありません。
デフレ不況の中で所得が伸び悩む中、現役世代にも老後不安が
増しています。
ですから、親世代が子供の将来を案じるがあまり、今まで築いて
きた資産を渡してあげたいという親心は当然でしょう。

そういうことも考えながら、「財産の渡し方」にはひと工夫が
必要なのです。
このお話は次回に続きます。