先日訪問したクライアントで素晴らしいお話をお聞かせ頂きました。
朝9時~明け方の4時までの19時間にわたる幹部会議…
この会議を起点に一気にV字回復を遂げられたお話です。
この会社は飲食店舗のチェーン展開をされています。
この近年は大変高収益で推移されておられました。
しかし、今日の不況に加え、5月に関西を襲ったインフルエンザの猛威で、
業績が急激に悪化。
ここ数ヶ月で銀行融資による大量の輸血。
数ヶ月前にお目にかかった時、この社長は元気がなく、私も顧問税理士として
大変心配しておりました。

ただこの社長はさすがです。
この危機的状況を変えるべく、各店舗の店長&幹部を一堂に集めて、
本音ベースで、今後の改善策を話し合ったそうです。
「このままでは給与カットどころか、会社が倒産してしまう。
今後どうしたらよいか、皆でトコトン話しよう!」
こう呼びかけて始まった会議の中で、言い争いあり、涙ありの
喧々諤々とした殺伐とした空気…
色々改善策も出てきたそうです。
その後、人心刷新すべく、各店舗の店長の大幅人事異動。
これにより、客観的な目で店舗の原価管理ができる体制を構築し、劇的に
原価コストの削減に成功。
その結果、7月の業績は経常利益ベースで過去最高を記録したそうです。

社内が本気モードになったわけですね。
このストーリーをひと通りお聞かせ頂いた後、この社長はこう言われました。
★今から思うと、インフルエンザが来てよかったです。
これで社内が危機感にあふれ、一つになることができました。
数ヶ月前の不安げな表情とは一変して、自信に満ち溢れた、眼光鋭い、
素晴らしい笑顔でした。

インフルエンザという100%経営者ではコントールできない天災を
見事にプラスに転じさせる。
素晴らしいですね。
また丁度このタイミングで、この会社は大手メーカーから資本提携のお話も
来たそうです。
まるで困難を乗り越えた勇者に対する、天からのギフトのように…
「不況+インフルエンザ」のダブルパンチの悪循環から、善循環の流れになった
わけですね。

会社は成長する限り、問題はなくならないといわれます。
私は、
★社長力 = マイナスをプラスにする力
だと考えています。
社内に問題が起こった時、経営者自身が社内に対し、どれだけ熱く語ることが
できるか。
これがリーダーの資質として差がつくところです。
改善レベルではなく、改革レベルが求められるとき、経営者自身が評論家的な
スタンスでは何も変わらないのは当たり前ですよね。
社長自身が燃えていないと、社員の心に火をつけることは当然できません。
夏の暑さに負けず、お互い「熱闘」を繰り広げていきましょう!

朝9時~明け方の4時までの19時間にわたる幹部会議…
この会議を起点に一気にV字回復を遂げられたお話です。
この会社は飲食店舗のチェーン展開をされています。
この近年は大変高収益で推移されておられました。
しかし、今日の不況に加え、5月に関西を襲ったインフルエンザの猛威で、
業績が急激に悪化。
ここ数ヶ月で銀行融資による大量の輸血。
数ヶ月前にお目にかかった時、この社長は元気がなく、私も顧問税理士として
大変心配しておりました。

ただこの社長はさすがです。
この危機的状況を変えるべく、各店舗の店長&幹部を一堂に集めて、
本音ベースで、今後の改善策を話し合ったそうです。
「このままでは給与カットどころか、会社が倒産してしまう。
今後どうしたらよいか、皆でトコトン話しよう!」
こう呼びかけて始まった会議の中で、言い争いあり、涙ありの
喧々諤々とした殺伐とした空気…
色々改善策も出てきたそうです。
その後、人心刷新すべく、各店舗の店長の大幅人事異動。
これにより、客観的な目で店舗の原価管理ができる体制を構築し、劇的に
原価コストの削減に成功。
その結果、7月の業績は経常利益ベースで過去最高を記録したそうです。

社内が本気モードになったわけですね。
このストーリーをひと通りお聞かせ頂いた後、この社長はこう言われました。
★今から思うと、インフルエンザが来てよかったです。
これで社内が危機感にあふれ、一つになることができました。
数ヶ月前の不安げな表情とは一変して、自信に満ち溢れた、眼光鋭い、
素晴らしい笑顔でした。

インフルエンザという100%経営者ではコントールできない天災を
見事にプラスに転じさせる。
素晴らしいですね。

また丁度このタイミングで、この会社は大手メーカーから資本提携のお話も
来たそうです。
まるで困難を乗り越えた勇者に対する、天からのギフトのように…
「不況+インフルエンザ」のダブルパンチの悪循環から、善循環の流れになった
わけですね。

会社は成長する限り、問題はなくならないといわれます。
私は、
★社長力 = マイナスをプラスにする力
だと考えています。
社内に問題が起こった時、経営者自身が社内に対し、どれだけ熱く語ることが
できるか。
これがリーダーの資質として差がつくところです。
改善レベルではなく、改革レベルが求められるとき、経営者自身が評論家的な
スタンスでは何も変わらないのは当たり前ですよね。
社長自身が燃えていないと、社員の心に火をつけることは当然できません。
夏の暑さに負けず、お互い「熱闘」を繰り広げていきましょう!
