東京オリンピックのエピソードで記憶に残っているものが、マラ
ソンのアベベ・ビラキ(1932~73)。当時の世界最高記録である
2時間12分11秒2という記録も素晴らしいが、もっと愉快なこと
が起こっていた。
孤高の走りでトップゴールしても、疲れた様子もみせずフィール
ド内の芝生の上でクールダウンをする体操をしていたのが、あのシ
ーンがとても印象的。ところがこの時、アベベ自身気づかない出来
事が起こっていたのだ。
アベベは、東京オリンピックの前大会アテネは裸足で走り金メダ
ルに輝き、母国エチオピアのセラシエ皇帝から高価な指輪を贈呈さ
れている。この東京オリンピックのマラソン終了後に、その指輪を
無くしたことが判明する。
きっと、クールダウンをしたときにでも落としたようで、後日、
フィールドを掃除していたスタッフが芝生の中で指輪を発見。アベ
ベの元に戻ったという。いい話だね。
(新宿区霞ヶ丘町10-2 国立競技場内)
ソンのアベベ・ビラキ(1932~73)。当時の世界最高記録である
2時間12分11秒2という記録も素晴らしいが、もっと愉快なこと
が起こっていた。
孤高の走りでトップゴールしても、疲れた様子もみせずフィール
ド内の芝生の上でクールダウンをする体操をしていたのが、あのシ
ーンがとても印象的。ところがこの時、アベベ自身気づかない出来
事が起こっていたのだ。
アベベは、東京オリンピックの前大会アテネは裸足で走り金メダ
ルに輝き、母国エチオピアのセラシエ皇帝から高価な指輪を贈呈さ
れている。この東京オリンピックのマラソン終了後に、その指輪を
無くしたことが判明する。
きっと、クールダウンをしたときにでも落としたようで、後日、
フィールドを掃除していたスタッフが芝生の中で指輪を発見。アベ
ベの元に戻ったという。いい話だね。
(新宿区霞ヶ丘町10-2 国立競技場内)