塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

「築地市場で喰い道楽」ふぢので野菜玉子そば

2008-12-13 07:25:38 | 拉麺_08
 本日は早起きをして築地市場を目指した。体が温まるものを頂き
たいと思い、迷わず場内魚がし横丁1号館の「ふぢの」の暖簾をく
ぐる。この店も市場で働く男衆でいっぱいの中、時々女性が一人で
拉麺をすすられている光景を目にする。
 早速、「野菜玉子そば」850円を注文する。
 登場した器の中は、餡のかかった溶き卵野菜が表面を覆い、麺が
見えない。強烈に熱い餡を絡めながら、そしてハフハフ息をかけな
がら麺をすする。すると、みるみるお腹の底から暖かさが吹き上げ
てきて、幸せ感が弾けだしてくる。
 年内末の築地市場は、28、29、30日は何処も営業しているそう
で、買い出しは28日にしよう。
  さて、本日は昨日引っ越しをした荷を解き、整理をしなければ。
特に書籍が多いので、何時に終わるのやら。
玉子そばの麺

「街を巡る」中野界隈「河竹黙阿弥の墓」

2008-12-13 03:51:44 | 街を巡る
 続いて源通寺の山門をくぐる。こちらの墓所に江戸の末から明治
中頃に活躍した劇作家「河竹黙阿弥」(1816~1893)の墓がある。
 黙阿弥は、盗賊を主人公にした“白波物”を得意とし、リズミカ
ルな七五調に掛嗣や縁語を使い“黙阿弥調”と賞され、歌舞伎の中
に市井の世相を写実的に描いている。
 ところが、江戸末期の幕府は写実的な描写を禁じ、勧善懲悪を奨
励したため、黙阿弥の作風の転換を余儀なくされた。晩年はこれま
での全集本とした「狂言百種」を発行し、歌舞伎の普及に務めてい
る。有名な作品には「都鳥廓白波」「三人吉三廓初買」などがある。
(中野区上高田1丁目2番地7号)
源通寺石標