塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

「街を巡る」中野界隈「新井白石の墓」

2008-12-12 06:12:28 | 街を巡る
 中野の商店街を通り早稲田通りに出て新宿方面に進む。上高田
の標識が現れてくると、この辺りは通りに面してお寺さんが続く。
 そのひとつ、高徳寺の山門を入る。ここに「新井白石」(1657
~1725)の墓がある。江戸中期の朱子学者であり幕臣・政治家
でもある。木下順庵に朱子学を学び、その推挙により甲府藩主・
徳川綱豊(後の6代将軍、家宣)の儒臣となり、宝永6年(1709)
家宣が将軍になると、その幕臣として補佐する。
 武家御法度の改訂や貨幣の改鋳、海舶互市新令の施行や儀式典
礼の整備などを行っている。白石が書いた随筆「折りたく柴の記」
(1716頃)は有名。
(中野区上高田1丁目2番地9号)
新井家の墓所