塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Holidayの麺処巡り べんてんの塩つけ

2007-09-24 11:49:25 | 拉麺
 22日に頂いたべんてんの“塩つけ”、本日も提供されると聞いて
いたので、早速、高田馬場に向かった。
 連休最終日とあって、並びの出足は少ない。それでも、いつもの
常連の皆さんは並びが早い。前回の「塩つけ」の話題で盛り上がる。
本日もあるのか不安だったので、ドアの隙間から覗いてみると、
既に塩つけの札が出ている、嬉しいね。さて、何食分が用意されて
いるのかな。
 10時を少し回ったところで、暖簾が出た。もちろん、塩つけ
800円を注文。「本日分のかえしは、一昨日よりも多めに作ったので、
明日の午前中までなら提供出来るかな」と、田中店主。本日のかえしは
タッパーに入っていた。そのタッパーの底には、貝柱のほぐされた
肉片がどっさりと沈んでいる。
 さらに本日のサプライズは、ロール状になった棒棒鶏がトッピング。
この鶏肉がさっぱりした塩のつけ汁に絶妙に合い、口直しにはドン
ピシャリである。もちろん器の中には、短冊状のチャーシューも
メンマ、青梗菜も入っている。
 つけ汁を少し口に含む。一昨日のものより、貝柱の風味が強く出て
さらに旨くなっていた。これが、べんてんの麺と絡まり、とても旨い。
最後にスープ割りを頂けば、その爽やかなコクがジックリと味わえた。
いやー、田中マジックに感動。
 この塩つけ、明日は少し提供出来るといわれたが、継続しての
提供はないそうだ。「また、気が向いたら出しますよ」と田中店主。

広重「江戸百」今昔 日暮里諏訪の台

2007-09-24 04:46:41 | 江戸百・今昔
 現代に時間空間を移動出来る乗り物「タイムマシーン」が
あったなら、やはり未来よりもいにしえの過去に伺ってみたい。
“そのとき歴史は動いた”的な、ノリで尋ねるよりもミーハー
的に面白おかしく歴史を覗いてみたい。
 まずは、一立斎広重のタイムマシーンに乗ってみよう。
安政3年(1856)5月の改印がある「江戸百」15景
「日暮里諏訪の台」(ひぐらしのさとすわのだい)。
 西日暮里の諏訪神社辺りを諏訪の台と呼んでいる。
この辺りは、JR線の境で大きく段差があり、台地となっている。
絵では、台地の下に日暮里村の村落の屋根が見える。その先は
ずーっと田んぼである。そして、遠くには筑波山。
広重は富士の次に筑波山も数多く描いている。
 写真は、先に紹介した14景「日暮里寺院の林泉」で
撮った風景と重なるのをさけ、少しずらして谷中霊園まで
南下してみた。墓地の高台から東日暮里を望むショットを探し、
ここだと決めた構図が、この写真。
(台東区谷中7丁目12番地辺り)