塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り 一年振りの○麺堂

2007-09-08 13:56:37 | 拉麺
 馬場のべんてんを後に、西武新宿線の東伏見駅を目指した。
駅から歩いて10数分、やって来たのは練馬の端にある(すぐ西が
西東京市になる)「○麺堂」(まるめんどう)である。
 こちらの店では、9月10日から秋の限定麺「秋鮭潮麺」850円が
提供されるに伴い、メール会員のみ10日を待たずに頂けるとあり、
伺った。この店は,夜の訪問だけだったが、開店時に伺うと待ち客
のために店頭に椅子が用意されていた。こんな、ちょっとした
心使いが客は嬉しいものである。
 さて、開店。開店前にオーダーをしておいたので、限定麺が通り
早速、小さい“秋”が登場した。フライパンを用い、エキストラ
バージンオリーブオイルでソテーされた鮭の切り身、その上に
イクラが添えられ、鮭と海老の練り物が載る。昆布の旨いあたりが
短冊状になって器の中に沈んでいた。これが食べ進むうちに、
口に入ると食感に変化が加わり、秋の足音が聞こえてきそうである。
 スープは昨年と異なり、牛筋から摂られたコンソメ風の色合い
風味となり、まろやかなとろみがついていた。また、三河屋製麺の
ゴワッとした中太縮れ麺が野趣性あふれ、麺を噛み締めるほどに、
この限定にひと華咲かせているようだ。昨年の限定とは、大きく
変わった旨い一品だった。
 9月14日からは、4店コラボの“秋刀魚”をテーマとした
特製麺が提供される。

○麺堂
練馬区関町4-25-18
11:30~15:00、19:00~24:00 日・第2/4水曜定休日
03-5991-5058
HP http://www.marumendo.com/index.html

Weekendの麺処巡り べんてんで夏に逆戻り

2007-09-08 13:48:40 | 拉麺
 朝起きる。支度をして何はともあれ、馬場のべんてんを目指す。
本日は、べんてんのご近所の薬学博士と「渋沢栄一論」で咆哮を交え、
最後に熱中症の段になると、自宅に取って帰ってこられた自家製
紫蘇ジュースをご賞味させて頂いた。この博士、この辺りでは
お掃除おじいちゃんとして有名である。
 いつもの常連の皆さんが、続々登場。その中に、がんこでお馴染みの
マッハさんが挨拶にこられた。本日のお祭りメニューを尋ねられたが、
こればっかりは、田中光勝店主でないとわからない。
べんてんのお祭りは、旗日に多いことだけはいえる。昨年の今頃は
パーコー麺や牛肉麺などが提供されていたっけ。
 台風一過で、本日の気温は30度を遥かに超えている。暑い熱い。
それでも、風は少しずつ秋の気配を運び込んでいるようだ。
 さて、オーダーはいつもの塩の麺少なめ800円。
スペシャルメニューも塩のみとなった。
本日の器には、野菜もやし炒めと、タイプの違うチャーシューが
盛られていた。豚の肩ロースで食感が違い、飛び抜けて旨い。
全体的に麺、スープともにシャープで旨い一品だった。

マッハさん

墓を巡る 大隈重信

2007-09-08 06:14:49 | 墓を巡る
 雑司ヶ谷霊園から豊島ケ岡御霊へ向かった。
御霊とついているので、皇族の方の墓地であるが、それに隣接して
護国寺があり、ここにも墓がある。護国寺にはツツジの頃、見に
伺った時に、裏に回り墓地にも足を向けたことがある。大きな囲いの
立派な墓があり、よく見ると大隈重信の墓だった。その時は入り口で
施錠がされていて入れなかった。
 今回訪れた時が、たまたま墓の敷地内のお色直し(灯籠の磨き等)が
行われており、施錠が外され中に入れた。重信の墓石の前まできて
撮影ができ、とてもラッキーだった。いつもなら、囲いの外からの
撮影になったことだろう。
 さて、大隈重信(1838~1922)といえば、語るもがな。
大隈家は、代々佐賀藩士の石火矢頭(砲術)の隊長職に就いており、
300石扶持であった。
 重信は、第8代と17代の総理大臣を務め、侯爵にもなっている。
東京専門学校(早稲田大学の前身)の創始者である。
(豊島区の護国寺にて)

広重「江戸百」今昔 深川八まん山ひらき

2007-09-08 06:01:05 | 江戸百・今昔
 安政4年(1857)8月の改印がある「江戸百」68景
「深川八まん山ひらき」(ふかがわはちまんやまひらき)。
 冨岡八幡宮の西側に別当、永代寺があり、この寺の庭を
3月21日から4月15日の間、町民に一般開放したことで、
“山開き”と呼んだ。
 絵の奥には富士の山を模倣した小山が描かれている。
季節は春で桜の名所になっていたようだ。大きな池もあった。
 社務所で、この風景のことを訊ねると、今では一切残って
いないとのこと。
 当時の面影が感じられないが、八幡さんのお社をバックに
引いたカットを参道から撮った。訪れた当日(6月30日)は、
境内で大茅の輪くぐりが行われていたので、私も八の字書きの
教えの通り、輪くぐりに挑戦した。何か良いことでもあるかな。
(江東区富岡1丁目20番地、冨岡八幡宮内にて)