塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

焦がし玉葱がポイント、玄蔵

2006-12-04 21:40:37 | Weblog
 無化調、無添加、天然素材に拘った一杯のラーメン、
そんな玄流塩ラーメンのオリジナル「清湯」と「鶏白湯」の2バージョンが
用意されていると聞いた。どちらも食べたいが、夜なので1杯だ。
 ドアを入って右側に券売機があり、メニューを見るが、清湯、鶏白湯の
表記はない。最上段の左端に「源流塩」780円があったので、購入。
調理中の田中店主には悪いと思いつつ、近況の話など伺いながら
待つこと数分。出てきた。
 器の中が全て輝いている。そこには拘りが、そこはかとなく伺える。
スープを数口、かなり熱い。旨い脂が口の中を駆けめぐる。
焦がし玉葱がポイントだろう。この旨味が全体を支配している。
スープにまろやかさが加わり、コクがあり、それでいてしつこくない。
これが、玄流なのだろう。チャーシュー、メンマどれも満点。
 今まで玄で頂いた中でもトップレベルの一杯である。旨まぁ。
 本格フルメニュー営業は、来週の11日あたりからになるとのこと。

玄蔵
北区東十条1-22-6
11:00~23:00 水曜定休日
03-6276-2246


Weekdayの麺処巡り 本日、復活開店、玄蔵

2006-12-04 21:37:27 | Weblog
 15年前、末広町の裏通りに開業された「めんめん」、
それから「ラーメン創房 玄」に改め、02年には少し離れた秋葉原に移転し
「玄 総本店」として営業されていたが、05年に突然、閉店。
 それ以来、なりを潜めてこられた田中玄店主は、体調・体制を整え、
満を持して、本日、東十条に店名も改め「玄蔵」として復活。
 早速、夜の訪問となった。

仏像に静寂をみた

2006-12-04 07:39:38 | Weblog
 今回びっくりした仏像は、
「宝誌和尚立像」(京都府・西往寺・11世紀)で、
和尚の顔の皮を剥いで、中から十一面観音像が現れている。
見た目グロっぽいが、深みがある。
 また、円空作品が数多く展示され、飽きることなく楽しめた。
多くの仏像に、一時の静寂を与えられた思いだ。
写真撮影は禁止だったため、パンフからの複写となった。


最終日に仏を拝む

2006-12-04 07:35:12 | Weblog
 昨日、上野の東京国立博物館に行った。
「仏像」特別展の最終日だった。10月3日から始まり連日大盛況と聞き、
鑑賞の機会を延ばし延ばししていたら、最終日となってしまった。
 地方に行くとお寺さんを巡ることもある。その寺の仏像を拝むことが
可能なら、拝見・鑑賞することが多い。
今回の展示は、奈良・平安時代から江戸時代までの146像が集結された。
それも、一木彫の仏像ばかりである。
 9時30分開場なので、20分前に到着するも、すでにファンで長蛇の列。
私も並ぶ。異常な数の来場者で、主催者は定時の10分前に開場を決めた。
これだけ仏像が好きな方がいるとは、最終日だからゆっくり鑑賞できると
思っていたが、とんと当てが外れた。
 中でも注目を集めたのは、滋賀県・向源寺(渡岸寺観音堂所在)の
「国宝・十一面観音菩薩立像」(9世紀)だ。寺の外では初公開である。
この仏像は、写真家・土門拳の心を魅了してきた一体でもある。