塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り あすなろの分家 福福

2006-11-17 21:21:32 | Weblog
 あすなろを後に、そのあすなろから分家した「福福」に伺った。
あすなろから歩いて10分ほどにある。初代から跡を継ぎ、現在の店主が二代目。
田谷佳行店主は、あすなろでも2年間修行を積まれている。
 そのあすなろ時代に、塩が提供されていて、その塩の進化系をこちらで
本日頂いた。700円。メニューには限定と出ていた。
スープは非常にシンプル、塩気が抑えられ、万人向けの一杯だ。
チャーシューは箸をつけると、崩れるほど柔らかい。
とてもシンプルで、食べ進むうちに旨味が浸透してくる。
進行形の塩ラーメンである。
 こちらも、店頭はがんこ系を感じさせないが、店内には例の系図と
一条家元のピンナップ写真が貼られていた。
 なお、こちらは“通麺”という細くてコシがあり、硬めの縮れ麺が選択できる。
あすなろでも、同じように通麺の張り紙がしてあった。
今度伺ったら、その通麺でオーダーしよう。

 なお、この福福から5分ほどのところで、福福の分家店として営業されていた
「風や」があったが、数年前にすでに閉店となっていた。

福福
世田谷区奥沢6-22-13
11:30~14:00、18:00~1:00 水曜定休日
土・日・祝 11:30~14:30、18:00~24:00


Weekdayの麺処巡り がんこ宗家直系分家 あすなろ

2006-11-17 21:10:39 | Weblog
 一条安雪家元の宗家直系分家店の一つ、「あすなろ」に再訪。
大井町線の尾山台駅から数分で到着。夕方伺ったので周辺は暗いが、
あきらかに大きな家が続く。そんな一角に、年代物のラーメン専門店がある。
それが「あすなろ」である。
 夜の部の開店は、18時からだが、17時半ですでに営業中だった。
年配の男性客が定食っぽいセットものを食べていた。
山中店主は、病気だそうで、厨房には女将さんが立っている。
 話を伺ったら、こちらのご主人は、一条家元の一番弟子だそうで、
高戸橋でスタートした頃のがんこの話を伺いたかった、残念。
山中店主の早い回復を願う。
 ここは塩がない。よって、ラーメン600円を注文。
見た目、しょう油のようだが、それほど風味はしょう油っぽくない。
チャーシューは、トロトロでないものの、なかなか旨味が凝縮された1枚で、
食べ応えもあって大満足。
懐かしい東京のしょうゆ味ラーメンを頂いた。
 店頭、店内で唯一、がんこが見られたのは、例の額縁に入った
系図だけであった。

あすなろ
世田谷区等々力4-13-22
11:30~14:00、18:00~1:00 日・第2・4水曜定休日


11月第3木曜は、ボジョレ・ヌーボーの日

2006-11-17 07:27:35 | Weblog
 昨日は、ボジョレ・ヌーボーの解禁日、
自宅には2本のヌーボーが待っていた。
ボジョレ・ヌーボーとは、フランス・ボジョレ地区の新酒のこと。
元々、地元の農民が収穫を祝い飲んだのが始まり。
 1967年に解禁日を11月15日と決めたところ、年によっては日曜日になり
酒屋や飲み屋が定休日。これではいけないと、1985年に11月の第3木曜日と
制定された。
 今年のヌーボーは、7~9月の日照時間が長く、出来具合は上々だとか。
ちなみに、昨年のボジョレ地区からのヌーボーの輸出は、ダントツに日本が多く
22%、続いてアメリカの16%、次にイギリスの12%となっている。
 で、昨日は、写真左側の「Beaujolais Vllages Nouveau」2006を開けた。
このヌーボーは、フランス・ブルゴーニュ地方、ボジョレ・ヴィラージュ地区産
シャーン村にあるマルタン家の1本だ。アルコール度数は12.5度。
 ワイングラスに少し入れて、ティスティング。
うーム、若いね。舌の蕾にチクリ、チクリと啄むような刺激が伝わる。
僅かな香りが漂うが、まだまだ幼い。ナチュラルでフレッシュな葡萄の
アロマを感じた。
いつも毎年思うが、ヌーボーだから、これが粋なのだろう。
 もう1本、右のヌーボーは、「Dominique Laurent Beaujolais Nouveau」2006。
こいつは、今晩、封を開けよう。