映画『電車を止めるな！』を見てきました

千葉県の銚子から外川まで、関東最東端ののどかな海沿いを走るローカル私鉄「銚電」こと「銚子電鉄」。歴史は古く、創業98年ですが、近年は自家用車の普及・人口減少などにより業績は悪化の一途。
なんとしても電車を走らせ続けたい…。その為に、お菓子の製造販売など、なんでもありの戦略でガンバッている銚電が、その切り札として映画を制作。それが『電車を止めるな！』です。
クラウドファンディングで500万円の製作費を集め、その低予算の中で、銚電愛に満ちた作品が完成しました。



廃線寸前の銚電が企画した、起死回生の「心霊電車」企画。社員が必死に心霊現象を演出する中、丑三つ時に本物の霊現象が起こり始める。幽霊・ゾンビが登場し、暴走列車と化した銚電。参加者、そして銚子電鉄の運命は───というオカルト・スプラッター・コメディー映画です。
タイトルの通り、2017年のヒット映画「カメラを止めるな！」のパロディーにもなっており、「カメ止め」がB級映画とすればこれは超C(銚子)級映画。ツッコミどころは多々ありますが、あまり気にせず大らかに笑って楽しめる映画でした。自虐ギャグやくすぐりが多数挟み込まれて笑えます。
知人の女優・谷口礼子さんはじめ演者の皆さんも好演しています。



現在は池袋のシネマロサで1日1回の上映。
鉄道マインドがあり、ホラー映画に抵抗のない方、そして銚子電鉄を応援したい方は、ご覧になってみてはいかがでしょう。(ただし、スプラッターものが得意でない人にはお勧めできません。)
ホームページでは映画の概要、予告編などのトレーラー動画を見られます。
https://www.dentome.net/