第2回「なら味酒(うまざけ)フェスティバル」(2/1~2/28)が始まった。奈良市内の7ホテルと県内の酒造メーカーが連携し、奈良の地酒の美味しさを観光客などにPRしようという催しだ。
初日の1日、ホテルフジタ奈良を訪ねると、ロビーにご覧のような展示があり、売店ではボトル詰めの地酒が販売されていた。レストランでも期間中、いろんな地酒が味わえるという。
記紀にあるとおり、奈良は日本酒発祥の地だ。万葉集でも「味酒」は「三輪」にかかる枕詞である。今も毎年秋に大神神社(三輪明神)で開かれる「酒まつり」(新酒の醸造安全祈願祭)では、全国から酒蔵の代表者が集まり、杉玉を授かる。
日本酒の出荷額を見ても、奈良県は近畿2府4県中、兵庫県・京都府に次ぐ堂々の第3位である。「桶売り」といって、大手メーカーに卸売りするケースが多いため、灘や伏見のような独自の著名ブランドが育っていないのが残念だが。
地酒の選び方については、奈良ホテルの野田樹(のだ・たけし 取締役総支配人で元料理長)氏の話がとても参考になる(フジサンケイビジネスアイ 05.8.2付)。
冬は燗酒がおいしい「談山正宗」(西内酒造場) 「やたがらす」(北岡本店)
春は6年連続金賞を受賞した「豊祝」(奈良豊澤酒造) 「両白(もろはく)」(西田酒造)
夏は辛口の「春鹿」(今西清兵衛商店)を6度に冷やして飲むのが最高
あと私なら、ここに個性的な「花巴(はなともえ)」(御芳野商店)を加えたい。
今はカップ酒が静かなブームを呼んでいる。これら美味しい奈良の地酒をカップに詰め、1年を通じて楽しめるセットとして販売すれば、土産物としても重宝すると思うのだが。
初日の1日、ホテルフジタ奈良を訪ねると、ロビーにご覧のような展示があり、売店ではボトル詰めの地酒が販売されていた。レストランでも期間中、いろんな地酒が味わえるという。
記紀にあるとおり、奈良は日本酒発祥の地だ。万葉集でも「味酒」は「三輪」にかかる枕詞である。今も毎年秋に大神神社(三輪明神)で開かれる「酒まつり」(新酒の醸造安全祈願祭)では、全国から酒蔵の代表者が集まり、杉玉を授かる。
日本酒の出荷額を見ても、奈良県は近畿2府4県中、兵庫県・京都府に次ぐ堂々の第3位である。「桶売り」といって、大手メーカーに卸売りするケースが多いため、灘や伏見のような独自の著名ブランドが育っていないのが残念だが。
地酒の選び方については、奈良ホテルの野田樹(のだ・たけし 取締役総支配人で元料理長)氏の話がとても参考になる(フジサンケイビジネスアイ 05.8.2付)。
冬は燗酒がおいしい「談山正宗」(西内酒造場) 「やたがらす」(北岡本店)
春は6年連続金賞を受賞した「豊祝」(奈良豊澤酒造) 「両白(もろはく)」(西田酒造)
夏は辛口の「春鹿」(今西清兵衛商店)を6度に冷やして飲むのが最高
あと私なら、ここに個性的な「花巴(はなともえ)」(御芳野商店)を加えたい。
今はカップ酒が静かなブームを呼んでいる。これら美味しい奈良の地酒をカップに詰め、1年を通じて楽しめるセットとして販売すれば、土産物としても重宝すると思うのだが。
奈良県人は奥ゆかしいというか、PR下手なので、いつも損をしています。
日本酒に限らず、そうめんも奈良漬も饅頭も相撲も、みんな奈良が発祥です。この辺をもっとアピールしないといけませんね。