tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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NPO法人奈良まほろばソムリエの会 の活動

2013年04月19日 | 奈良検定
一般財団法人南都経済研究所が発行する「ナント経済月報」2013年4月号の「観光地奈良におけるリピーター獲得の方策を考える」という特集のなかで、NPO法人 奈良まほろばソムリエの会の活動が紹介された。執筆されたのは、主席研究員の丸尾尚史さんである。「奈良県内で観光振興を積極的に実践し、成功を収めている」団体として、当会とNPO法人なら燈花会の会が紹介された。こんな歴史のある団体と並べて紹介していただき、光栄至極である。当会の部分を抜粋すると、
※写真はすべて、JTBバスツアーの下見会(3/20 室生寺で撮影)

■特定非営利活動法人奈良まほろばソムリエの会
平成19年から実施されているご当地検定「奈良まほろばソムリエ検定」の最上級「ソムリエ」合格者が平成23年4月、奈良商工会議所の公認を得て「奈良まほろばソムリエ友の会」(任意団体)を立ち上げた。その団体が平成25年2月、「奈良の文化・観光の振興」をめざし、「特定非営利活動法人 奈良まほろばソムリエの会」として再スタート。

同法人では、メンバーがガイド役となって奈良県内の史跡を案内するウォーキングツアー「まほろばソムリエと巡る大和路」を実施し、好評を博している。本ツアーは郡山・斑鳩、山の辺の道、葛城など9コースがある。
【ツアーの特徴】
①2人以上なら期間中のいつでも、希望するコースをガイドしてもらえる。
②時間帯や説明の難易度、歩くスピードなど、参加者のニーズに沿った「カスタマイズ」が可能である
③通常のガイドツアーのエリアは原則として市町村単位で実施されており、対象地域ごとに申込み先の窓口も異なる。それに対し本ツアーは複数の市町村にまたがるコースも設定されており、広域エリアのツアーが楽しめる。また対象地域だけでなく全県エリアの歴史や地理に詳しいガイドが案内するので、広くて深い知識が身につく。
 
同法人は、ツアーガイドを通じて奈良ファン層の拡大やリピーターの獲得に貢献するなど、奈良の観光振興に大きな役割を担っており、「コースが多く、観光客のニーズに合わせた対応ができるので、何度来られても満足していただける案内ができる」と再訪を促している。

現在、奈良交通とタイアップし、犬養節で万葉集を朗詠しながら万葉の故地を巡る「奈良まほろばソムリエと 歌って巡ろう!大和路・万葉の旅」というバスツアーを実施している(今後2年間で12コース・24回実施予定)。また同法人が企画した「記紀がテーマの1泊ツアーを連続開催し、宿泊客を継続的に県内に誘致する」というビジネスプランは、「第2回なら・ソーシャルビジネスコンテスト」で大賞を受賞。同会では今後、第3種旅行業の登録をして「着地型ツアー」を企画・実施することも視野に入れている。

【組織の概要】
特定非営利活動法人 奈良まほろばソムリエの会 理事長 小北 博孝
事務所 奈良市中新屋町23番地 中江ビル302号
電話 090-3485-2411




短い文章のなかで、簡潔明瞭に当会の活動を紹介していただいた。当初は「奈良まほろばソムリエ」資格取得者の親睦団体だったが、NPO法人化に伴い、ソムリエに合格していなくても、「奈良を愛する者」であり、かつ3,000円の年会費を納める人であれば、誰でも入会できることになった。なので、「これから奈良検定にチャレンジしたい」とか「今度ソムリエを受験する」、「奈良のことを深く勉強したい」という方から入会のお申し込みをいただいている。(入会のお申し込みは、こちらから)。

なお、丸尾さんの「観光地奈良におけるリピーター獲得の方策を考える」という特集は、漠然と「リピーターを呼ぼう」と叫ぶのではなく、「人はなぜリピーターになるのか」というところに踏み込んだレポートになっている。単純に「修学旅行にくれば、また来たくなる」と唱えている自治体関係者には、ぜひお読みいただきたい特集である。いずれ、当ブログでも詳しく紹介させていただく予定である。

丸尾さん、ご紹介有難うございました。皆さん、ぜひ「NPO法人 奈良まほろばソムリエの会」にご入会いただき、一緒に奈良を学び、もっと奈良を盛り上げましょう!

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2 コメント

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毎月素晴らしい記事が・・・ (エヌ)
2013-04-19 07:23:51
実は昨日、「月報」記事執筆者の丸尾さんに掲載のお祝いのお電話を差し上げました。島田氏(3月号)にひき続き
貴ブログに載るんじゃない?と申し上げたばかりでしたが、やはりご掲載、毎月「ナント経済月報」には素晴らしい記事が続き嬉しいですね。先月も同誌のバックナンバー提供を求められ丸尾さんのご厚意で対応したところですが、これはまたお願いしなければ・・・
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現場で活用 (tetsuda)
2013-04-20 10:34:42
N先輩、コメント有難うございました。

> 貴ブログに載るんじゃない?と申し上げたばかりでした

そうでしたか、図星ですね。

> 毎月「ナント経済月報」には素晴らしい記事が続き嬉しいですね。

はい。単なる学術研究のようなものではなく、実際に活用できるようなレポートが有り難いです。これからも、愛読してまいります。
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