tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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正暦寺を応援する「奈良酒縁日」、いよいよ本日開催!(2014Topic)

2014年08月24日 | お知らせ
本堂の屋根が半壊した正暦寺(しょうりゃくじ)を応援する「奈良酒縁日(ならさけえんにち)」は、いよいよ本日(8/24)12:00~17:00、コミュニティ施設「Si-Ro三条」(三条通・ホテルフジタ斜め向かい)の地階(イベントスペース)と1階(カフェスペース)で開催されます! 当日券もありますので、ぜひお越し下さい。

(8/24追記)応援する会のFacebookに《本日、入場時にグラス・トレイの他に、本日のお品書きとライブスケジュール、その他会場2階にあるカレーショップ「銀座デリー」のドリンク券、三条通ショッピングモール特典付きうちわ、そして正暦寺様より拝観券をお配りいたします。ぜひご利用くださいませ》と出ていました。

会場ではジャズのライブが行われるほか、以下のイベントが催されます。

■11:30 Si-Ro三条の入口付近で「鏡割り」セレモニー。ゲストは正暦寺住職・大原弘信氏、奈良市副市長・津山恭之氏、奈良市観光経済部部長・川本了造氏、三条通ショッピングモール理事長・松山和央氏。
■12:30 Si-Ro三条の地階・イベントスペースで「オープニングセレモニー」開催。奈良市で制定された「日本酒で乾杯条例」を盛り上げます。
■13:00頃と15:00頃 三条通で「振る舞い酒」のサービス。
■17:00 近くの旭水公園で「屋台」(17:00~21:30)と「盆踊り大会」(19:00~20:30)。


三条通では、このイベントの「告知うちわ」が配布されます。三条通ショッピングモール加盟店のなかの協力店にうちわを持参して呈示すると、10%割引や、プレゼント進呈、一品 or ワンドリンクサービスという特典が受けられます。



Si-Ro三条では、18の酒蔵の奈良酒が提供されます(グラス1杯400円、ハーフサイズは200円)。正暦寺を応援する会のFacebookによると、お料理(「モツとこんにゃくの土手煮」のみ400円、他は200円)は

・ヤマトポークと彩り野菜の甘酢あん(100食)
・酒粕入り つめたい茶わん蒸し(100)
・ヤマトポークの蒸ししゅうまい(50)
・ラタトゥイユ(夏野菜の煮込み)(50)
・胡瓜とじゃこの和えもの(50)
・大和肉鶏のモツとこんにゃくの土手煮(50)
・明日香米のおむすび 奈良漬添え(50)

450食をご用意しております。モツとこんにゃくの土手煮のみチケット2枚です。当日はSi-Ro三条の2階にあるカレーショップ「銀座デリー」さんでも、お食事とドリンクのサービスがございます。ぜひご利用くださいませ。


応援する会のFacebookによると、「奈良酒縁日」の留意事項は以下のとおりです。

○三条通ショッピングモールのコミュニティ施設「Si-Ro三条」の地階(イベントスペース)と一階(カフェスペース)の2フロアを使用して開催いたします。一階と地階の行き来は細い階段のみとなっておりますので、なるべく歩きやすいお履き物でご来場いただきますようお願い申し上げます。

○未成年者だけでのご入場、200円券チケットの購入はできません。未成年者は保護者同伴の場合のみ入場いただけます。未成年者の入場料は不要です。現金販売のソフトドリンクのみご利用いただけます。年齢を確認させていただく場合がございますのでご了承ください。イベント開催中は会場内は全面禁煙です。

○お酒、フードともに数に限りがございます。売り切れる場合がございますので、早めのご来場をおすすめいたします。売り切れの場合は何卒ご容赦ください。

○入場者多数の場合は、イベント開催中でも受付を終了させていただく場合がございます。受付状況は当Facebookページにて告知させていただきます。

○ドライバーへのお酒の提供は一切いたしません。(イベント開催時間中は、会場正面の三条通りは車両全面通行止めとなっております。)
以上、よろしくお願い申し上げます。楽しいお酒で、楽しい時間をお過ごしください。


大雪で屋根が半壊した正暦寺と、この応援イベントの取り組みが、昨日(8/23)の読売新聞で紹介されました。見出しは「清酒発祥・正暦寺支援を 大雪で破損資金不足」。

清酒発祥の地と伝わる奈良市菩提山町(ぼだいせんちょう)の正暦寺で本堂が破損し、ゆかりの蔵元や日本酒のファンらが修復の支援を続けている。24日には同市でチャリティーイベントを開く予定で、「由緒ある寺が元の姿を取り戻せるよう、多くの人の協力をお願いしたい」と呼びかけている。(有留貴博)

正暦寺は平安時代の992年に創建された。室町時代には120の僧坊が立ち並んだという。戦国時代以降、所領が減らされて、いまは塔頭(たっちゅう)の福寿院と大正時代再建の本堂が残るのみとなっている。酒造りは室町時代、多くの寺で重要な収入源になり、15世紀半ばの古文書には、正暦寺の造る透明度の高い「菩提泉」が名酒として人気を集めたと記される。境内には「日本清酒発祥之地」と書かれた碑が立つ。

本堂が破損したのは大雪が降った2月14日。県内に24年ぶりに大雪警報が出て、市内では最大15センチの積雪を記録した。大原弘信住職(61)が翌15日、境内の裏山にあるシイの大木十数本が雪の重みで倒れているのを見つけた。うち1本は本堂の瓦を砕き、建物全体をゆがませていた。枝も屋根を貫いたが、堂内に安置していた仏像7体に被害はなかった。

本堂は国や県などの文化財指定を受けていないため、補助は出ない。修復に必要な約3000万円を集めようと、大原住職は4月下旬、募金活動を始めた。これまで、県内九つの蔵元でつくる「県菩提酛による清酒製造研究会」や有志から、約1900万円が集まった。6月中旬から屋根の骨組みの補強や、割れた瓦を葺(ふ)き直す工事を進めている。

イベントは、奈良市のデザイナー矢口大樹さん(49)らが6月に結成した「正暦寺を応援する会」が企画した。24日正午~午後5時、同市下三条町のコミュニティ施設「Si―Ro三条」で開催。参加者は特製グラス付きの入場券1000円やチケットを購入し、奈良の地酒や一品料理と交換する。

オリジナルTシャツや手拭いも販売し、収益の全額と募金を寺に寄付する。矢口さんは「寺を思う人たちの縁を結ぶ一助になればうれしい」、大原住職は「みなさんに、少しずつ力をお借りしたい」と話している。問い合わせは、応援する会(080・3779・1370)。


皆さん、本日はぜひコミュニティ施設「Si-Ro三条」(三条通・ホテルフジタ斜め向かい)へお早めに足をお運び下さい! 品切れの場合は、何卒ご容赦を!

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