水徒然2

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「福島の放射能汚染、微生物で解決できる」というが、今後の成果に着目したい。

2013-10-28 | 環境放射能関連
’13-10-27投稿、10-28追加
 
 2013年10月25日10時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]http://japanese.joins.com/article/526/177526.html
(一部割愛しました。)

「福島の放射能汚染、微生物で解決できる」

「“微生物伝導師”と呼ばれる李祥羲(イ・サンヒ)元科学技術処長官(75、緑色生活知識経済研究院理事長)は「福島県の土壌の放射能汚染問題は微生物で解決できる」とし「すでに実験で立証された」と述べた。関連発表会に出席するため日本を訪問した李氏は23日、東京で中央日報のインタビューに応じ、このように明らかにした。

  李氏が共同研究者として参加している「福島放射能除染推進委員会」は先月25日から今月19日まで「土壌発酵による放射能除去」実験を行い、22日に福島現地でその結果を発表した。福島第1原発から20キロ離れた浪江町の100坪規模の土地が実験現場だった。李氏は「わずか3週間の実験だったが、放射能物質が70%以上減ったことが確認された」と伝えた。

  李氏は1カ月前、『病気になった地球と人間を救う名医、微生物を知っていますか』という本を出すほど微生物マニアだ。

  --実験はどのように行われたのか。

  「放射能汚染地に培養した微生物菌や液体肥料をまいて発酵させた後、放射能数値を実験前と比較した。9月25日に採取した土壌と10月14日に採取した土壌を比較したところ、放射性セシウム134とセシウム137がともに70%以上も減った。平均的には73%減った」

  --まだ日本であまり知られていない。

  「今回の実験を主導した高嶋康豪博士は醸造場の6代目で、微生物と友人のように付き合うほどの専門家だ。日本の雰囲気は(新しいものを受け入れるのに)あまりにも保守的ではないか。私は彼に『反応が良くなければ韓国で実験をし、成功した後にまた日本で錦を飾ればいい』と話した。韓国にも微生物を利用してすることが多い」

  --いつから微生物を利用した放射能除去に関心を持ったのか。

  「2011年の原発事故直後、菅直人元首相に手紙を送り、この方法を提案した。微生物が放射能を食べて清掃する。原爆にあった広島や長崎が人が暮らせるところに速やかに回復したのも微生物の役割が大きかった。今回は土壌に対する実験だったが、海水汚染問題にも適用が可能だ」 」という。

⇒一般的には放射能は除去できないと言われていますが、個人的には、関心があり、いろいろ調べました。

関連投稿:放射化現象に係る投稿(その3:環境放射能を低下する微生物はいるのだろうか?)(2013-05-14)に記載しましたが、 

 個人的には、放射能が低下する現象について、大地震が発生する前に環境放射能が一時的に低下するという「爆縮現象」のメカニズムにも関心がありますが、特殊な水質、微生物などによって環境放射能が低下するとも言われています。放射性物質の非放射性化現象なのか?微生物の体内に取り込まれたから放射線が低くなる現象なのか?実態について個人的には不詳ですが、

一般的に微生物は放射能からの崩壊放射線、紫外線などの誘導放射線によって、
損壊されますが、 
      (google画像検索から引用)

環境放射能低下に係る記載として、

放射化現象に係る記載を調べました。(その11:環境放射能を低下する微生物)
(2012-03-15)によれば、

既報の引例、「フォト蔵 P1010469 によれば、
http://photozou.jp/photo/show/159841/125988139

 また、既報「水」とはどのようなものか?に係る記載 (その9:放射能を除去する水について)(2012-02-09)の引例の一部を再掲すると、
放射能除去法纏めサイト
- 現代科学未認知の除去事例網羅と科学的原理考察 
 国策としての枠外手法起用による汚染域全域の早期・根本・完全除染を強く訴える


メニュー3(関連記載を一部抽出しました。)

ニュートリノ・器具・機器等 (項目2・9)
近年、世界各地で炭素14など放射性元素の半減期縮小が報告されているが、太陽活動と同期し、他の傍証も考え合わせ、ニュートリノに拠る現象だとの説が挙がっている。

  現代科学・物理学・量子力学を完全だとする専門家は居ないが、未認知・枠外の個別事象・論は排除されるのが現状だ。然しながら科学的に未解明の事象は多く(ゼロ磁場等)、利用製品も多い(トルマリンなどの燃費向上製品等)。

 又、酵素・触媒が低温で反応を加速させる原理の統一見解もない。これらには「幾何学的形態・構造」「粒子と波動の二重性」「共鳴効果」などが絡む。

 この様な状況で、現代量子論を超越し、数多の矛盾や未認知事象も解消・説明出来る、新たな大統一理論はあるのか。それは広く認知されるのだろうか。・・・ (中省) ・・・

 大統一理論上の各手法に高い除染効果があれば、空中地中水中で阻害されず「あらゆる場所に届くニュートリノの性質」「器具設置箇所の交点でのニュートリノ大量発生(結界効果での新たなゼロ場)」に拠る「設置個数増加=発生量の乗数的増加」で、他手法と全く比較にならぬ圧倒的速度と簡易さで、汚染域全域が根本除染されていくが・・あらゆる常識を超越した先に、完全除染はあるのか。・・・とも考えられています。

  公開されている情報を整理すると、完全除染は不可能であるようです。

 すなわち、微生物が食っても、放射性物質が消えて無くなったり、半減期は変わるわけでなく、 放射性物質の原子核変換が起こるわけない。

微生物に取り込ませて、酸化還元させたり、真空にしても圧力や温度をかけても半減期は変わらないはずという。

微生物を回収できなければ、微生物が食べたとしても微生物を介して拡散しているだけでは?

放射性物質が蓄積した微生物を集めて処理できる効率的な方法が望まれています。

本当に消染(元素変換)されているのだろうか?

完全除染可能な微生物があるのかも知れず、今後の成果に着目したい。

 

放射能強度1Bqは1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量というが、
例えば土壌などはどの位の厚さにしてはかっているとか?、含水量はどの様か?によって、
観測放射線の透過量(検出)も違ってくる?のではと思われます。

 産廃基準に対しても、 JIS(日本)DIN規格(ドイツ)ANSI規格(アメリカ合衆国)などの測定方法をISOとして標準化しないと、バラツキを含めて「数字」が一人歩きしないか?と危惧しています
 また、放射線の測定方法によっては、放射性元素からの崩壊放射線が異なるようですので誤差が生じ易いかとも思われます。

放射線の測定方法
放射線の作用の詳細およびその分析手法 続きを読む>>


ちなみに、
既報【再掲】元素変換による放射能消染(低下)の原理の紹介 その可能性に係る雑感(2013-05-22)の引例によれば、

  「最後の錬金術師」
http://homepage2.nifty.com/cosmo-formalism/sakusaku/1_1.htm

「以下引用しました。
「生物学的元素転換」と「微量エネルギー元素転換」がある。
生物学的元素転換とは、生体内における酵素やバクテリアの介在によって一つの元素がまったく別の元素に転換するという現象。たとえば人体にはアミラーゼやプロテアーゼなどの様々な酵素が存在しており、生体内の代謝物質を処理する多様な化学反応を行なっている。

こうした酵素のあるものは温度やpHなどの特殊な条件の下では原子核レベルの反応を生じることがあり、それは原子核物理学でいうところの核融合・核分裂に相当する現象である。

一方微量エネルギー元素転換とは、このような元素転換の概念が地質学における変成作用や続成作用、鉱物の相転移などに適用されたものである。
地表面では主に微生物による元素転換が岩石の変質作用などを生じ、地殻深部では高温・高圧による花崗岩化作用や変成作用として微量エネルギー元素転換が生じている。
―――
最後の錬金術師とはルイ・ケルヴランのことですが、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%83%A9%E3%83%B3から引用しました。
ルイ・ケルヴラン(Corentin Louis Kervran, 1901年 - 1983年2月2日)は、フランスの科学者。生体内における酵素やバクテリアの作用によって、一つの元素が別の元素に転換するという生物学的元素転換(Biological Transmutations)という理論を提唱したことで知られる。」という。

PS(10-28):追加
また、環境放射能の低下に関して低温核融合の効果についても議論されています。

既報放射化現象に係る投稿(その8:環境放射能の低下に常温核融合が適用できるのでしょうか?)(2013-05-23)の一部を再掲します。 

現状、個人的には、これらの元素変換もしくは半減期縮小(消染)方法のその後について不詳ですが、その現象の延長線上には「放射能低下革命」が起こるのでは?と期待しています。

 

常温核融合についての議論
http://togetter.com/li/119256
「4月3日にあった議論を集めてみました。たぶん取りこぼしが色々あると思います。 by sengakut

 

・コシミズ氏の主張は間違い多数ですが、常温核融合自体はまともな学問だと思います。
RT @irobutsu: 「常温核融合スキャンダル」という本を読むことをお勧めします。RT @kako1201: 【略】常温固体核融合(常温核融合)

 

・ほんとに信頼できる技術なら、世間が無視したりしません。無視される理由に「陰謀が」「隠蔽が」と言い出したら、ちゃんと説明できないから逃げている、と思った方がいいです。RT @kako1201: そうなのですか。。胡散臭さも感じつつ、でもなんだか素人目には「えっ」と思わされたもので。

 

・さて、これを読んでも私には判断できません。RT @sengakut: 例えば、 JCMNS Vol.4 http://ow.ly/4rXFn などに出ている北村晃博士の一連の研究は、Pdナノパウダーと重水素反応系の追試と認識しております。間違っていますでしょうか。

 

・今年になって、ニッケル・水素系の反応装置の商用化を目指す挑戦者が現れていますが、これも否定的に捉えておられますか? → http://ow.ly/4rXHY RT @ikutana: @irobutsu @sengakut 少なくとも現状ではもし現象が再現できたとしても...という。



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