来月、結婚することになりました。長かった独り暮らしにピリオドを打ち、11年住み慣れた京都を離れ、大阪へと居を移すことにもなりました(ただし大阪市内ではなく、京都寄りです)。相手は、随想のなかにも何度か“連れ”という名目で登場させた女性です。
日夜その準備に追われ ― 手つづきの煩雑さに悲鳴をあげながらも ― 忙しい毎日を送っています。残念ですが、じっくりと腰を据えて記事を書きついでいく時間的・心理的余裕がありません。どうにか桜だけは見ましたが、それ以後の行楽はままならない状況となっています。大型連休も近いですが、好きな展覧会に出かけることができるかどうかも微妙です。
ついては、ブログの更新をしばらくお休みせざるを得なくなりました。気分転換に短信めいたものを書くことはあるかもしれませんが、従来のスタンスで再開できるのは、新しい暮らしが落ち着いたあとになるだろうと思います。ぼくにとってはブログも大事ですが、私生活のほうがもっと大切なことは申すまでもありません。ましてや一生に一度の ― そうではない方もおられますが ― 大きなターニングポイントです。どこかの大統領ではありませんが、ぼくにとっては一世一代の「チェンジ」なのです。
しばらくは私事に没入することとなりますが、これからは大阪を拠点に、伴侶とともにますます旺盛に見聞を広めて参りたいと思う所存です。今後とも、「てつりう美術随想録」に気長にお付き合いいただければ幸いです。
2009年4月吉日 テツ拝
最近は更新が滞りがちだったので、おそらく誰も読んでくれていないのではないかと思っていましたが、改めて読者の皆さまに支えられていることを痛感いたしました。本当にありがたいことです。
こうなると無理してでも何か書かなければという気になりますが、復帰を気長にお待ちくださるという温かいお言葉に甘えさせていただこうかなと思います。軽い短文めいたものは書くかもしれませんが、とりあえず「随想録」はしばらく充電期間に入ります(すでに息切れしがちでしたが・・・)。
結婚と転居を控え、あまりにもやることが多いのに驚いていますが、少しずつこなしていけたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
どうぞ、お二人の生活をじっくりと築き上げてください。そしてまたブログに戻ってこられるときを気長に楽しみにお待ちしております。
ご結婚、おめでとう御座います!
てつさんの読者として、心よりお祝いを申し上げます。
てつりう美術随想録の真面目な読者とは言い難い小生ですが、てつさんの述べられたことに、時として胸に迫るものがあったり、考えさせられたりしました。
下手な考えを自分の中でグルグル回りさせて、てつさんの処にコメントを出来ないまま、今日に至りました。
チェリビダッケやロッシーニそして横山操等など、音楽や美術について語り合いたかったです。
結婚生活が軌道に乗り、ブログが再開される日を楽しみにしております。
良き日々を過ごされますよう、願っております。
再見! 悲歌・哀歌拝
ご結婚されるとの事、おめでとうございます。ブログのことなどお忘れいただき、ひとえにお二人の生活に没頭なされませ。お戻りになられることを気長にお待ちします。どうぞお幸せに。