「映画(ア行)」のブログ記事一覧(3ページ目)-いい加減社長の映画日記

あまり期待はしてなかったものの、柴咲コウさんの将軍が観てみたくて^^
金曜日の夕方に「大奥」を鑑賞。

「ＵＣとしまえん」は、結構多め。
「大奥」は、大きめのスクリーンで、７～８割。

【ストーリー】
男だけを襲う謎の疫病が席巻した江戸、徳川の時代。
日本は８割の男が死に至り、その数、実に女の４分の１に減少していた。
全ての重要な仕事に女が占め、男が体を売る男女逆転の浮世。
そんな世で最も贅沢を尽くした場所。
それは、１人の女将軍に、3000人の美しき男たちが仕える女人禁制の男の園、大奥だった。
そして今、一人の若き侍が、その扉を開けようとしていた……。

【スタッフ＆キャスト】
監督：金子文紀
出演：二宮和也、柴咲コウ、堀北真希、大倉忠義、中村蒼、玉木宏、倍賞美津子、竹脇無我、和久井映見、阿部サダヲ

人気コミックの映画化ということのようだけど、原作は未見。

設定は面白そうだけど、どうもジャニーズのイケメンがたくさん登場となると、映画としては、どうなのかと、ちょっと不安^^;

男が疫病で少なくなり、男と女の仕事が逆転。

貧乏旗本の家に生まれた水野祐之進(二宮和也)は、大奥に勤めて、家の家計を助けようとするのだが・・・

柴咲コウさんを楽しみにしてたんだけど、前半は、まったく登場せず。

水野祐之進が、大奥にいくことを決断するまでの話と、幼馴染のお信(堀北真希)との絡みだけ。

後半は、大奥の中に舞台が移り、やっと柴咲コウさん、登場^^

大奥を仕切っているのが、大奥総取締の藤波(佐々木蔵之介)。

将軍に子種を提供して、次の将軍の父を狙う野心家の松島(玉木宏)。

そして、前の将軍の病死により、将軍についた徳川吉宗(柴咲コウ)。

藤波の策略やら、吉宗の恋心やら・・・

しかし、この映画は、なんなんだろう？

コメディ？というわけでも、なさそう(二宮くんの侍言葉は、コントにしか聞こえなかったけど^^;)。

ラブストーリーというわけでもなさそうだし・・・

それに、セットが、なんかチャチじゃない？

映し方のせいかもしれないけど、江戸の町なんて、「セットです～～」って、言い切ってるし^^;

役者さんは、二宮さんの侍言葉を除けば、みなさん好演かなぁ。

柴咲コウさんのかっこよさが、際立ってはいたけど♪

他にも、出番は少なかったけど、大岡越前(板谷由夏)も、結構活きてた。

間部詮房(菊川怜)とか、水野の母(倍賞美津子)、水野の父(竹脇無我)も。

竹脇無我さんなんて、セリフも少なくて、エンドマークまで、誰かわからなかったけど^^;

あとは、大奥で水野祐之進の世話係になる杉下役の阿部サダヲさんも、なかなかのいい味でしたね。

玉木宏さんって、かなり重要な役なのに、特別出演なんだねぇ。

ちょっと不思議^^

映画としては、なにを楽しめばいいのか、よくわからない感じだったけど。

ま、柴咲コウさんがかっこよかったから、よしとするか。

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悪人

2010-09-26 18:21:05 | 映画(ア行)

なんか、重そうな感じもして、「どうしようかなぁ・・・」と思ってたんだけど。
深津絵里さんが賞を取ったり、ピグとものゆきちゃんから、「実家近くがロケに使われてるから観ろ」と脅されたりで。
金曜日に「悪人」を鑑賞。

「ＵＣとしまえん」は、平日の夕方にしては多いかな。
「悪人」は、中くらいのスクリーンで、３割程度。

【ストーリー】
長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。
しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまった。
佳乃を追いかけた祐一は、福岡県の三瀬峠で彼女を殺してしまう。
その後、長崎でいつも通りの日常を送っていた祐一は、以前出会い系サイトでメールをやりとりしていた馬込光代という女性と会うことに。
ホテルでお互いを求めあった後で、祐一は光代に佳乃を殺したことを告白するのだが…。

【スタッフ＆キャスト】
監督：李相日
出演：妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林

「悪人」は誰だ・・・みたいなものがテーマになっているようだが。

なんか、そこまで考えさせられる感じでも、なかったかなぁ。

やっぱ、殺人という一線を越えてしまうと、どういう事情があれ、許されるものではない。
(正当防衛とかなら、別だろうけど)

出会い系サイトで知り合った石橋佳乃(満島ひかり)に、いかれてしまった(？)清水祐一(妻夫木聡)。

田舎育ちの祐一は、出会いの機会もなく、かなり本気だけど、佳乃にその気はない。

馬鹿にされ、脅され、佳乃を殺してしまう祐一。

その後、またも出会い系サイトで知り合った光代(深津絵里)と逃避行、ということになるのだが。

純情な祐一と光代。

それに対して、チャラい佳乃と、佳乃を殺人現場に置き去りにする大学生(岡田将生)。

どちらの方に好感を持つかといえば、純朴な青年の方では、あるんだろうが・・・

光代が、そんなに簡単に祐一に魅かれる気持ちが、よくわからなかったりもして。

どうも、いまいち感情移入はできなかった^^;

俳優陣は、みなさん熱演で、見ごたえはあったけど。

妻夫木聡さんは、根暗で不器用な青年を好演。

一方、岡田将生さんは、チャラい学生を、憎たらしいほどに。

これまで、２人には、なかったような役柄を、うまく演じていたように思います。

他にも、祐一の祖母として樹木希林さん、佳乃の父として柄本明さん、佳乃の母の宮崎美子さんも、なかなかでした。

出会い系やら、田舎での高齢化の問題など、現在の社会的な背景なども描かれてはいるんだけど。

その部分を掘り下げるわけでもなく、中心は、男女の愛、親子の愛。

「悪人」は誰だ、っていうのは、なんかあまりテーマではないような気も。

ゆきちゃんの実家の近くの灯台は、かなりメインに使われてました。

なかなか、いい風景のところで、一度あそこで夕日なんて、見てみたいもの^^

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