to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

悪人

2010-09-12 15:57:10 | the cinema (ア行)
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。

ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?

製作年度 2010年
映倫 PG12
原作 吉田修一
脚本 吉田修一/李相日
監督 李相日
音楽 久石譲
主題歌 福原美穂 『Your Story』
出演 妻夫木聡/深津絵里/岡田将生/満島ひかり/塩見三省/池内万作/光石研/余貴美子/宮崎美子/永山絢斗/樹木希林/柄本明

朝日新聞夕刊に連載され、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマ。
祖父母を面倒見るだけの孤独な日々を送っていた。そんなある日、出会い系サイトで知り合った福岡の保険外交員・石橋佳乃を殺害してしまった祐一。ところが、捜査線上に浮上してきたのは福岡の裕福なイケメン大学生・増尾圭吾だった。苦悩と恐怖を押し隠し、いつもと変わらぬ生活を送る祐一のもとに、一通のメールが届く。それは、かつて出会い系サイトを通じてメールのやり取りをしたことのある佐賀の女性・馬込光代からのものだった。紳士服量販店に勤め、アパートで妹と2人暮らしの彼女もまた、孤独に押しつぶされそうな毎日を送っていた。そして、話し相手を求めて祐一に久々のメールを送った光代。やがて、初めて直接会うことを約束した2人だったが…。

なぜ、、殺したのか?
親も恋人も友達もいない。
一日ほこりにまみれ、シャワーを浴びたら夕飯を食べ、祖父の面倒を見て、寝る。
そんな祐一が、福岡で思わぬ態度に出られたあの時、どう対処したら良かったのか?

なぜ、、、愛したのか?
心躍るなにごともなく、自転車通勤で出会いもなく、恋人のいる妹との侘しい暮らし。
ただ虚しく流れる時を止めたかった。
初めて脱線してみて光代は出会う。彼女を満たすものに―。あの時の決断は彼女を幸せにしたのか。誰かを不幸にしたのか?

昨日まで犯罪とは無縁な孤独に生きるひとが、一線を超える時、そこになにがあったのか?
昨日までささやかに悩み、ささやかに生きていた人が大切なものを失くし、彷徨い、やがて何かに向かって歩き出すまでを、
九州の寂れた田舎町に巻き起こる一つの殺人事件をめぐって波紋を呼ぶ社会の姿を描き、
実は何もつながっていない人々の哀しさを映していく。

国道の延長線にしか自分の人生がなかったという光代は、漁師町に住む祐一を羨み、

祐一にとって心の隠れ場所は車とケイタイ


目の前に海があると、もうこれ以上どこにも行けないって思うよ」と返される....

殺された佳乃には同情できないが、彼女のような生き方をしている人もまたいることだろう。
父親といるよりも楽しいはずの友人もまた、彼女と同じニオイを発散していて、繋がりの希薄さが哀れを感じさせる。
それは佳乃が狙いをつけたイケメン大学生・増尾も良く似ている。
邪悪でカラッポで、だからいつも満たされない。そして、それはいつも誰かのせいなのだ―。

一つの事件に絡んだ4人は、その家族も当然世間やマスコミの餌食になっていく。
そして描かれていく事件に群がるその姿は、果たして社会正義によるものといえるのか?
普段は無関心な世間が、ここぞとばかりに体のいいイジメのような構図になってしまう様子にも胸を衝かれ、
大泣きだった「手紙」を思い出してしまうシーンがあった。

本作では大泣きとか大感動はないけれど、
出会い系サイトでしか新しい出会いのない地方の若者のリアル孤独とか閉塞感。
高齢化していく町に潜む悪の芽とか......今そこにある悪が描かれている。
親である事を捨てて、勝手に生きる大人とか、、、やがてそういう人にも老いは訪れるんだけど―。
そういう現実に即した人間ドラマで、なかなか見応えがあり満足でした。
不思議と鑑賞後になってじわじわと、終盤の樹木希林さんが思い出され、やられました....。

祐一の荒々しいドライビングや横顔、対照的な豪雨の中の光代の帰宅シーンや眼差し。
何気ないショットに登場人物の背景がきっちり描かれ、心に凍みるシーンの数々。
少ないセリフにちゃんと人物像が組み込まれていて、演出・脚本共に素晴しい。

「大切な人はおるね?」

誰もが迷いながらそのひとに出会う為の旅の途中…――祐一の心の旅。
その答えは……是非、ご覧になって下さい。妻夫木くん、素晴しいです!

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24 コメント

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TBありがとうございました。 (MIYAUCHI)
2010-09-12 20:32:59
こんばんは。
TBありがとうございました。

この作品、最優秀女優賞の話題などもあり好評のようですね。
現代社会の病巣と言いましょうか、見事に表現出来ていまして作品的には素晴らしいとは思います。

ただ私は、例えば「手紙」や「さまよう刃」のように感情移入が出来ませんでした。同情できないのです。それは「身勝手」だからだと思います。まさに現代社会の問題点でもありますが。人間関係の希薄、怖いですね。

映画としては良い作品だと思います。
妻夫木くん。 (BC)
2010-09-12 21:34:07
kiraさん、こんばんは。

妻夫木くんはもっと無精ひげ生やしていれば演技賞とれたかも?
と私は思ってしまいました。。。
髪ももっと奇抜な赤や青色だったならば
屈折した不気味な感じが出たと思うんですけどね。
彼は美形だから金髪だと普通に似合っていてカッコ良いし、
なんか犯人役にしては小ギレイに見えてしまって、違和感を覚えたんですよ・・・。
まぁでも、今までとは違ったイメージの役柄に挑んだのは立派だと思ったし、
ラストの表情は印象深くて余韻が残りましたよ。
こんにちは~! (kazu)
2010-09-13 08:47:02
TBありがとうございました。
なぜかTB送れなくて…

祐一と光代、
お互いどちらも孤独で
惹かれあったのでしょうね。
出会いがもう少し早ければ…

妻夫木くん、そういえば
金髪似合っていましたね。

こんにちは (たいむ)
2010-09-13 09:32:28
>そして、それはいつも誰かのせいなのだ―。
そこなんだと思いました。
みんながみんなそうなのね。

主役の2人だけじゃなくって、周りのすべてにそうしたものが感じられる良くできた作品だと思いました。

深津さん初め、妻夫木くんの体当たりな演技といい、素晴らしかったですね。

MIYAUCHIさん* (kira)
2010-09-13 15:13:11
コメント、ありがとうございます。

そうなんです。
みんなが「身勝手」なんですよね~。
ただ、悪心を持って、他人を傷つけ貶めようとする人間か、
自分を守る為に過剰に反応してしまったか。

私は前者は原因を作ってしまった二人。
後者は逃亡する二人だと捉えています。

好きで何度も観かえす作品とはなりませんが、何事か考える機会を与えてくれ、
とてもいい作品だったと思います
BCさん* (kira)
2010-09-13 19:02:22
深津さんの受賞で、彼女だけが評価されたかのような印象ですが、
いつもながら妻夫木くんの自然な語り口、
今回の内にこもった演技はとても良かったですよね!
ヒゲに関しては、、そうかも知れません。
彼はどうしても爽やかな印象があるし。

私は樹木希林さんの祐一を信じて、自分も強く立ち上がろうとした姿にやられました。
あのスカーフが現場にあったという事は、全て認めて受け入れるということですものね。

いい作品でした
kazuさん* (kira)
2010-09-13 19:12:01
TBの件、本当になぜなんでしょうね?
申し訳ありませんでした。

kazuさんの記事をみて、凄く久しぶりに原作を読もうという気になりました。
大抵は同じところで同じように感動するのが常ですが(笑)

家業を継ぐために田舎に帰って、
出会いもなく未だ独身の知り合いがおり、その事もあわせて
いろんな想いを抱えながら鑑賞しました。
「悪人」とは、普通には使わないですよね。
それだけに厳しいものを感じたラストでした。
たいむさん* (kira)
2010-09-13 19:20:07
この作品のキャッチフレーズ、
「本当の悪人は誰だ」で、
様々にみなさんが挙げておられた「一番の悪人」がかなりちがうこと。これが興味深かったです!
勿論結果的に罪を犯した祐一、とい答えが多かったですが、
光代という声もありましたね。
私は強いて言うなら山道で蹴り出した方です。

主要キャストの演技も最高!音楽も脚本も映像も良かったです
http://blog.goo.ne.jp/k1z2/e/2e2565dc8da318f076b23e86eacaed49 (kazu)
2010-09-14 16:36:04
こんにちは~!

TB送ることができました。
出会い系という語句を消したんです。

でも…kiraさんの記事、
フィルターにかかりそうな語句
いっぱいありそうな気がするんですが…
まっ、とにかくよかったです。
またよろしくお願いします。

kiraさん (mig)
2010-09-15 18:36:40
こんばんは★

観ちゃいましたよ、キャストが皆よかった!
とくに私はおばあちゃんに気持ち移入しちゃって泣けてきました。

お話自体は感動ではなかったかな。

しかし、芳乃はあんな言い方しなくても、、、と思っちゃってびっくり。
急に殺そうとするとは思わないまでも
よく知らない相手に、ああいうのは絶対怖いよなぁって思ったりして
kazuさん* (kira)
2010-09-15 22:49:48
こんばんは!
こういう記事は、危うい言葉でも「それでなくてはダメ!」なセリフもある訳で・・
まあ、上手に言い回しを変えてTBして下さったことを、今は喜びましょう。
有難うございました♪

kazuさんの想いが伝わってきて、
原作の感想を読みながら、ウルウルでした
migさ~ん* (kira)
2010-09-15 23:11:57
おお!
珍しいね、生田くんも出てないのに(笑)邦画~。

ワタシも、育てた、育てたといいながら、
まだ若い祐一に甘えっ放しで、彼の心情に想い至らなかったことを悔い、
彼の罪を一緒に背負う覚悟の長いお辞儀に泣けました。

祐一の行為は「献身」を思い出し、胸が詰まりました。
これは深読みすればするほど哀しい。
いい作品でした!
migちゃんの記事、楽しみにしてるね~
現実に~ (cyaz)
2010-09-16 12:35:46
kiraさん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

これから実は原作を読むのですが、
かみさんの言葉を借りるなら「原作より映像は薄っぺらだった」と。
女性目線と男性目線は違って当然だと思いますが、
誰が悪人かではなく、誰も悪人になる可能性がある、
そんな自問自答の映画だったような気もします。
ちょっとしたボタンの掛け違えで現実に起こりうる話かもしれません。
Unknown (みぃみ)
2010-09-17 10:02:59
佳乃が予備的に祐一を確保しておいて、本命は見た目も家も立派な増尾だったり、すぐ側にいる人とうまく繋がれない寂しさだったり…。
ちょっとしたきっかけが取り返しのつかない事になって、それをどう処理していいのかわからない。。。

気持ちがなんとなくわかって、うんうんと頷いていました。

佳乃の御両親と祐一のおばあさんの姿には、すごく胸が苦しくなって、家族の事を考え直したり…。

個人的には、今回の妻夫木君、ものすご~く、かっこよくってステキでした。
cyazさん* (kira)
2010-09-17 19:25:43
こんばんは!
これは原作ファンの中でも意見の分かれる作品のようですね。
これはかなり状況説明が凝縮されていたような、
ある意味そのフォーカスの当て方が実に憎いくらい巧いと、ワタシは感じましたが。

普通の人を「悪人」にしてしまう、
荒んだ悪の芽。
その悪の芽に絡みつかれた時、ひとはどうするのか?
若い方に観て、感じていただきたい作品でした。
キャストは全員凄く良かった!
みぃみさん* (kira)
2010-09-17 19:36:34
コメント、有難うございます。

自分が本当は何を求めているのか、
自分が他人に本当はどう思われているのか?
真面目に生きていくだけでは、本当に十分ではないのか、
本当に相手を想うということはどんなことなのか?

若い4人に止まらず、
これは祐一を捨てた母にも、
祐一の祖母にも、
身勝手な佳乃の父にも与えられた課題だったように感じました。
テーマは十分伝わってきて、よかったですよね
其々の暗部をあぶりだす (ぺろんぱ)
2010-09-30 02:09:11
こんばんは。

私も、妻夫木さんに驚かされた一人です。

其々の人が抱える“暗部”を炙り出し、同時に自分自身のソレにも気付かされてしまうような作品でした。

>ここぞとばかりに体のいいイジメのような

そうですね。
いつも“満たされて”いなくて、それを同じように“誰かのせい”にしていたい人々がいつも無数に存在しているのかもしれないですよね。

「手紙」は私も号泣でした。対・家族のありかたについては考えるもののでした。

>「大切な人はおるね?」

ラストには考えさせられましたね。


ぺろんぱさん* (kira)
2010-09-30 12:49:30
こんにちは
なかなか作品が被らないですが、この作品でお話できて嬉しいです♪

>其々の人が抱える“暗部”を炙り出し、同時に自分自身のソレにも気付かされてしまうような

だからこそ、この作品が多くの方の想像力をシゲキして、共感も得られているのだと思います。
額面通りに観てしまうにはあまりに勿体無い作品ですよね~。

世の中で起こっている数々の事件。
その中には加害者となった人の中にこういうケースもきっとあると、
介護疲れから、、とかいろんな犯罪の、結果に寄せる総称がこの悪人という一言になるのか?とか、、、

祐一の「大切な人を守る」手段が、あれしかなかった事が泣けてきます。

妻夫木くん、どんな役でも自然体で好きです♪

「手紙」思い出しただけで今でも目頭が熱くなりますyo。

求めすぎてしまった? (Eureka)
2010-10-01 00:48:32
はじめまして!

ちょっと辛口感想になってしまったのですが
限られた時間の中で2人の孤独を描くのであれば、あれが限界だったのかなと

確かに良いシーンはあるのですが
エピソードの削り方を変えたら
もっと深く、もっと苦しく切なく描くことが
出来たんじゃないかなと思ったのですが求めすぎ?

なので原作が無性に読みたくなっています

>終盤の樹木希林さんが思い出され、やられました....。

同感です。背中だけで演技の出来る素晴らしい女優さんですよね♪
Eurekaさん* (kira)
2010-10-03 12:24:39
こんにちは☆
コメント、有難うございます♪

この作品ほど、想像力をシゲキされ、
自分との対峙の仕方を考えさせられた作品はなかったかも知れません。
また、そこを楽しむ作品であるともいえますね。

Eurekaさんの沢山の突っ込みの、現場のスカーフをとって見れば、
あのスカーフは彼女にとって大切な、「優しい祐一」の証であるといえます。
その宝物をお供えして許しを乞うたのでは、、と解釈しました。
同時に、あそこで彼女の決意を写したかったのでしょうね。

あれから原作はもうご覧になったのでしょうか。
コレはもう最初っから原作に挑戦する気力がないので(笑)
ご覧になった方の、その後の感想なども伺いたいです~
こんばんは (ジョー)
2010-10-08 21:54:19
恥ずかしながらわけあって復活しました。
「悪人」のような日本映画らしい日本映画、観ないわけにいきませんよね。
ジョーさん* (kira)
2010-10-11 07:25:44
またおいで下さって嬉しいですしかもこんな素晴しい作品で♪
やっぱり秋はそれなりに見逃せない邦画が出てきますね
誰もが・・・ (ノルウェーまだ~む)
2011-01-03 16:43:23
kiraさん、こちらにも☆
どの役者さんも素晴らしい演技、そして繊細な演出でしたよね。
私は20年前、最初にノルウェー駐在になった時、夫以外は生まれたばかりの娘以外とは、1年間誰とも話さないで生活してましたが、当時はPCも携帯もなく、舌にコケが生えるかと思いました。
でも老人を介護しながら海に阻まれどこへも行けないような閉塞感にとらわれている人は、携帯があっても誰ともつながっていられないのかな・・・
現代の闇があるようでしたね。
ノルウェーまだ~む* (kira)
2011-01-05 11:51:58
その20年前のお話、私とも被りますわ
妊娠と同時に退職し、新居は全くの初めての土地。
出張がちな夫がいないと、ほとんど1年近くのあいだ一言も声を発する事もなかった日々を思い出します。
でも、、まだ~むは異国での子育て中。比べ物にならない大変な時期だったでしょうね。

でも、今はケイタイがあるけど、それも先ずリアルで繋がっていなければ、
孤独を埋めるものではないと言う気がしますね。

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映画 「悪人」 (ようこそMr.G)
映画 「悪人」
悪人 (幕張コーポ前)
「悪人」観てきました。灯台。悪人は誰だ。深津絵里の首を締めて、けじめをつけようとしたけど、それは彼女を救うためのものであって、2人を大切に思う人たちに対してのけじめではない。自分の弱さに勝てない妻夫木くんは悪人。「本気で誰かに出会いたかった…。ダサいよ...
悪人 (にき☆ろぐ)
さて、深津さんが賞をもらったことで注目された作品です。私自身みてみたいな~と思っていたんですがやっとみることが出来ました。監督はフラガールの李相日さんですね。あらすじ若...
『悪人』 映画レビュー (さも観たかのような映画レビュー)
『 悪人 』 (2010)監  督 :李相日キャスト :妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、塩見三省 吉田修一のベストセラー小説を『フラ...
映画「悪人」 (itchy1976の日記)
映画「悪人」(映画.com) 「悪人」オフィシャルサイト ...
悪人 (まてぃの徒然映画+雑記)
深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品。モントリオール映画祭って『おくりびと』も2008年にグランプリになっているし、日本映画と相性がいいのかな。祐...
「悪人」善人ではない人 (ノルウェー暮らし・イン・London)
昨年のうちにこの映画は見ておかないと・・・・と思っていた。 深津絵里が最優秀女優賞を取った作品だし。 でも、私は昨年のベスト10には、入れなかった。 確かに彼女の寂しげな表情、ふと見せるやさしい笑顔~~どれも巧いとは思うのだけど・・・・・
映画評「悪人」 (プロフェッサー・オカピーの部屋[別館])
☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2010年日本映画 監督・李相日 ネタバレあり